ありがとう ポニーテールは 先導者

2010年01月17日 | 僕…
《第44回伊東オレンジビーチマラソン》に…参加の僕です。
早朝の新幹線を飛ばし…伊東駅に降り立つ寝ぼけの僕です。
しかし周りの方々は…走る事のテンションで興奮気味のようです。

皆さん…百戦錬磨のランナーのようです。
高級なシューズに…ピッタリ感のウェアを着てます。
本来なら格好から入りたい僕は…引き気味に構えています。

そして開会式で…事件は発覚します。
姿を見せない師を…不思議に思う僕です。
そこで謎を究明しようと…メンバーに聞いてみます。

すると「師は参加しない」…とのコメントです。
あまりのビックリ『え~~~!!!』と…大声の僕です。
『#$%)(&%&$$%#$%R:』と取り乱す…出川哲郎の僕です。

《伊東オレンジビーチマラソン》…どうですかのメールでした。
確かに一緒に走ろうとか…自分も参加するのメールではありません。
しかし何か腑に落ちない気分でスタートラインに並ぶ…不安な僕だったのです。

前回の東京マラソンは…計画的に練習をします。
しかし昨年大忙しで…腰痛の僕は完全に練習不足です。
そしてタイム切りも65分以内と…僕的にかなり厳しい制限時間です。

そこで前半を飛ばして…後半を押さえる作戦を立てます。
しかしスタートして…その作戦が通用しない事の気付く練習不足の僕です。
兎に角…男子より遅いスタートの女子の方々にドンドン抜かれる初心者の僕です。

すると僕の前を走っていたオジサン・ランナーが…おならをします。
その空気を一杯吸ってしまう…呼吸がハアハアの僕だったのです。
少し咽返った僕は…後に付くのをオジサンにする事を辞めて走ります。

5キロを過ぎ…ヘロヘロの僕は俯き状態で走ってます。
そこにぴっちりタイツの女性ランナーが…僕の前に付きます。
この先導者なら付いていっても心地良さそうな…変態走行の僕です。

しかし女性ランナーは…アッと云う間に僕を置いていきます。
そして次に…ポニーテールの女性ランナーが僕の前に着きます。
何故かポニーテールに見とれてしまう…変に余裕の僕が走っています。

そのポニーテールの揺れは…僕の走りのリズムを取っています。
右に左へと揺れるポニーテールは…僕の足を右に左にと前に出します。
僕はポニーテールの子に指揮され…またテンポを戻し懸命に必死に走ります。

その子は…早いのです。
僕を置いて…先に行きます。
しかし…別のポニーテールが現れます。

そのポニーテールに…先導されます。
そして…また遠くに行ってしまう先導者です。
そんな繰り返しで…僕の前を数十人のポニーテールが過ぎます。

そして四苦八苦の末…ゴールした僕です。
何度も辞めようかとの…自分との闘いでした。
しかしゴールの瞬間…遣り遂げた最高の歓喜が訪れます。

師に勧められて始めたマラソンですが…まだフルは無理です。
そこで10キロランナーを邁進する事を決めた僕は…先導者の必要性も見つけます。
「日々の練習と持続が大事な事」を今回学び…次回からの「先導者作戦」を立てる僕です。

断っておきますが…僕は不純でなく純粋な気持ちで走っています。


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2回目の マラソン挑戦 やりました

2010年01月17日 | 僕…
完走しました!

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