また野球観戦の話を…
推しチームは…相変わらず弱いです。
100敗までの…マジック数がでてます。
だから順位を…気にする事はないです。
弱くても…推しチームです。
チケットを…数枚買ってます。
だから…今日も応援にいきます。
推し選手の10番は…負傷してます。
9番はやっと1軍ですが…イマイチです。
そこで6番のユニフォームを…作成します。
今日も…なかなかヒットが出ません。
前の席の先輩が…イライラしてます。
水筒を口に運び…飲み続けています。
見た感じ…僕より先輩です。
珍しく…大声で応援してます。
頭血管が切れそうな…発声です。
相手チームの投手が…ノーヒットです。
もし負けても…嫌な展開を感じています。
前の席の先輩も…同じ事を口にしています。
すると推しチームに…初ヒットがでます。
「良し」と…つい口にしてしっまた僕です。
すると先輩は…僕を見て親指を立てています。
それから…連打連打で点が入ります。
今日一押しの6番も…ヒットを放ちます。
その度に…先輩は僕に握手を共用します。
先輩は嬉しいので…水筒を口にします。
その度に立ち上がり…大声で叫びます。
歓喜と共に…目は完全に酔っています。
長年のファンの先輩は…僕に語ります。
今年は8戦目の応援で…今まで2勝だと。
ちなみに僕は…10戦目で今まで4勝です。
すると推しチームから…ホームランがでます。
先輩はバンザイと立ち上がり…そして倒れます。
久々の勝利で…先輩は嬉し過ぎて泥酔しています。
僕は…人生の先輩の挨拶をして帰ります。
長年のファンは…必死に応援をしています。
その姿は…ご自分が完封した投手のようです。
推しチームは多大は借金ですが…
僕は10戦5勝のイーブンになります。
本屋大賞(成瀬は天下を取りにいく)の冒頭セリフより)
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」