稲刈りをしていて、気になったことがあります。イナゴがいないのです。小中学校時代は、イナゴを捕まえて児童会や生徒会の財源としたり、また地域の子ども会の財源ともしました。当時、稲刈りの時期にはイナゴがびょんぴょんと跳ね回っていましたので、イナゴに気を取られると稲刈りの手がお留守になるほどでした。
ところが、去年も今年もイナゴが見当たりません。一匹だけやっと見つけて撮影しました。ピンボケですが、大変に貴重な一枚になりました。どこかのニュースで「ある種の農薬が昆虫の生息を危うくしている」と放送していました。そう言えば、蜂も少なくなったような気がします。お陰で蜂に刺される回数が格段に減少し、今年はたったの一回刺されただけです。蜂が減った代わりに、肉食性の蜂の餌となる青虫が、畑や庭木に蔓延(はびこ)っています。自然が何か変です。
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