今年は季節の推移が早いようです。例年の五月並みの気温の中で、例年なら畑沢祭だったはずの4月15日の翌日、つまり16日に畑沢へ向かいました。
林崎まで来た時に、北の方に白い山並みが見えました。「あそこは神室山系だろう。あそこは若い時に縦走したことがあるから、GoogleEarthを立体視すれば、あのとんがり山などは直ぐに分かるだろう」と高(たか)を括(くく)っていましたが、後で調べても全く見当がつきませんでした。老化現象かそれとも生まれつきの能天気なのかもしれません。結局、私には説明能力がありませんので、閲覧者が御自分でお考え下さい。
尾花沢へ近づくと鳥海山が際立ってきました。何処か撮影に適した場所をと探したのですが、どうにかして尾花沢市運動公園に目を付けました。それでも鳥海山撮影の適地がなく、仕方なく体育館の屋根越しに撮りました。焦点合わせは手動です。
実は最もお見せしたかったのが、次の葉山です。これまで背炙り峠や林崎からの葉山をお見せした時に、「葉山は尾花沢や大石田から見たのが最高」と言っていたので、チャンスを待っていました。カルデラ状の開口部が尾花沢方向に向いて、白い屏風を広げています。
畑沢からも山が見えます。私の好きな最上町の禿岳です。手前の川は千鳥川です。既に同じような画面を何度もお見せしていますので、十分に御存知かもしれません。
春の花、片栗もまだ咲いていますが、そろそろくたびれた雰囲気です。その中で色が濃くてしゃんとした一輪がありました。
この日は乾燥気味で、花がくたびれている姿が多かったのですが、中にはいかにも「春蘭」らしき姿も見られました。春蘭は畑沢でかなり盗掘されてしまいました。春蘭の一つ一つが貴重な存在です。その貴重な花なのに、私の撮影技術が拙いため、手前の花にピントが合っておらず、奥の花に合っているようです。これは5枚ぐらい撮影したものから1枚を選びました。下手な鉄砲でも数打ちゃ当たる。言い訳をすれば、手動に切り替え出来ないデジカメの自動焦点です。でも好きなカメラでもあります。
畑沢での作業を終えて帰ろうとしたときに、いつもお世話になっているO.K氏に会いました。話が峠の話になり、貴重な情報を頂戴しました。
「背炙り峠(県道29号線)が4日前に通行が可能になった。掃除仕立てなので綺麗に道だ」
4月12日ごろに通行できるようになったそうです。もしかしたら、例年なら畑沢祭が行われる4月15日前に通行できるように山形県が頑張ってくれたのかもしれません。そうだとしたら嬉しい限りです。毎日、コロナの暗い話ばかりなので、明るいニュースはありがたいものです。
でも、この日、私は妻から「尾花沢の星川製麺のソバを買ってきて」と言われていましたので、泣き泣き峠越えを諦めて、尾花沢経由の山形帰りとなりました。残念!