令和2年10月3日、村山市の林崎に出かけました。林崎については先月のFootPathでもお世話になり、今年はいろいろとお世話になることがあります。林崎に行けば背中炙り峠が見えて、ついでに畑沢へも足を伸ばしたいのですが、通行止めが続いています。今年も11月末まで通れません。毎年のことですが残念です。
仕方なく、林崎から峠の方向を眺めて畑沢への思いを募らせました。
最初の一枚は蕎麦畑から畑沢の方向を撮りました。矢印で示しているのが、大平山です。背炙り峠はその左ですが、岩神山が遮っていました。
少し撮影地点を右にずらしても撮りました。今度は峠が見えるはずですが、遠すぎてよく分かりません。正直に言いますと、峠を撮ろうとしたものではなくて、立っている6本の棒をアクセントにして構図を構えただけです。これらの棒は刈り取った稲を乾燥させるためのものです。しかしいまはコンバインで刈り取りますので、出番が少なくなっています。
林崎での稲刈は、まだまだ続いています。最近、天気が良いので稲刈には最適です。
先ほどの棒が使われている田んぼがありました。「杭掛け(くいがけ)」と言われていて、最近は極めて珍しいのですが、自然乾燥は米の味が良いので、特別に手間をかけているようです。
新型コロナのために帰省できない子や孫に美味しい米を送ろうとしているのかもしれません。写真の奥に見えている山は楯山です。戦国時代の大きな城跡があります。その下に見える街路樹の列は国道1号線を示しています。
杭掛けした稲を脱穀し、さらに藁を乾燥している風景です。一般的にはコンバインで刈り取り脱穀すると、藁は短く切断されてしまいます。しかし、藁を長いままで利用したい場合は、切断しないようにコンバインで脱穀します。その後、さらに乾燥している風景がこれです。これで何を作ろうとしているのか興味あるところです。
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