この度の冬はラニャーニャ現象なので寒くなると思っていました。ところが、今年の畑沢は12月の半ばになっても、いつもの年には積もっていたはずの雪がありませんでした。
令和4年12月13日、畑沢へ。
どこにも降雪の形跡が見えません。NHKのデータ連動の積雪状況を見ていると、ほんの短期間でしたが積雪がありました。しかし、田畑は勿論のこと山の斜面にも軒下にも雪がなく、まったく冬らしい雰囲気がありませんでした。葉が落ちて枯れ木のように木々が寒々と立ち並び、田畑が枯草をたなびかせている姿は、荒涼としています。雪のベールにくるまれていれば白い世界となり、美しいものです。
北を見ても、
南を見ても、
ところが、畑に活き活きとした緑色。最近、よく見かけるようになりました。もしかしたらこれも外来種でしょうか。まだ、正体が分かりません。山形市内の我が家でも繁殖していて、たい肥作りの材料にしています。冬も枯れずに雪の下で成長しています。
拡大すると、冬なのに花まで咲いています。なんという逞しさ。
暗い気持ちでいたのですが、遠く北の山が明るく輝きだしました。厚い雲間から光が漏れて、横に細長く日光が白い山肌を照らしています。尾花沢市と最上町を境界する山並みだと思います。
細野への山道へ向かう車が見えました。この道路は除雪を一切、行わない道路です。通れるということは道路に雪が全くないことを意味しています。恐らく、細野への道だけでなく、五十沢へ行く道も、村山市へ行く道にも雪がまったくないと思われます。しかし、村山市へ行く道だけは12月1日から冬季閉鎖になっています。ゲートを開けてさえくれれば、通れるのですが残念です。
ところで、タイトルの文言を理解できないと思いますので、説明します。「だてゆたけずニャー」は、「と言っていたよねー」を意味します。最後の「ニャー」は「ねー」を意味するわけですが、畑沢で使われていた方言です。どちらかと言えば女性で使う場合が多く、柔らかい表現になります。しかし、女性同士の会話で多用すると、互いに「ニヤー」「ニャー」となりますので、私の娘は「猫の様だ」とも幼い時に言ってました。
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