-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

目的のない帰省のつもりでした。

2021-11-01 19:22:02 | 近況報告

 令和3年10月24日(日)、特に用もないままに、久しぶりに畑沢へ向かいました。いつも畑沢でやりたいと思う事やそれなりの用事があるのですが、この時は全く目的がありません。強いて言うならば、「故郷を見たい」ことが目的でした。

 今年は全く心を迷わすことなく背炙り峠へ向かうことができます。新型コロナの関係と思われます。ここ7年以上も無雪期に工事で通行できなくなっていたのですが、今年はありません。ありがたいものです。当たり前の話ですが、「通行できる道路」になっています。「決して工事のための道路」ではなくなっています。来年以降も「通行できる道路」であってほしいものです。

 林崎から県道を外れて「農免道路」の標示がある道に入りました。数十年前までは、ここが県道でした。少しルート変更がありました。この日は天気が良くて葉山が見えましたので、停車してパチリ。山頂付近に雪が斑上状に見えました。月山や蔵王が初冠雪した10月19日ごろに葉山も初冠雪だったのでしょう。画面の左にセイダカアワダチソウが彩(いろどり)を添えていました。今では極、当たり前の外来種です。そして画面下の中央にはイノシシ様がミミズを求めて地面を掻きまわしたのが写っています。これも当たり前の風景になってしまいました。

 180度回転して東には、左から大平山、次とその次が分からなくて、右端の大きい山は甑岳です。左下の真っすぐに伸びている道路が農免道路で、背炙り峠に向かっています。

 中沢地区を俯瞰するビューポイントから中沢地区を含めた林崎地区です。さすがに田んぼは完全に稲刈が終わっています。

 ここでも撮影角度を90度回転して、甑岳です。その北裾を田んぼが曲がりくねりながら伸びていますが、稲を作ったた形跡は消えています。耕作放棄地です。結構な面積です。耕作者が体力的に困難になったのでしょうか。

 峠から岩神山越えに遠く見ると、朝日山系が見えました。葉山よりは大分、白くなっています。でも真っ白な美しい山並みを見ることができるのは、もう少し先の様です。

 畑沢に入って、初めて真正面からに延命地蔵堂を見ました。いつもは少し斜めから構えて大杉と一緒に撮っていたのですが、真正面も中々、可愛い感じです。

 集落の中央付近から北の方角です。紅葉が見やすい場所ですが、少しだけイタヤカエデが黄色くなり始めただけでした。

 畑沢へ目的なしに行っても、実家の周りを歩き回るだけで、「やること」が一杯、出てきます。この日はイノシシが池の周囲を荒らしていました。写真を撮る暇もないほどに忙しく、修理とイノシシ防止の作業をやることになりました。

 帰りも背炙り峠です。途中、赤く色づいたオオカメノキが見えました。「オオ(大)」が名前に付いていますが、この木の葉は小ぶりでした。イタヤカエデとこの木は紅葉の期待を裏切りません。

 今度も180度回転。森の風景です。秋になると余計な葉が落ちて、森の中が明るくなります。私は春の森と秋の森が好きです。

 再び村山市側のビューポイントです。同じ場所なのに午前中とは全く雰囲気が異なります。当たり前の話ですね。逆光が面白くて写して見ました。

 

 


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