まーたん農園

安心安全な野菜作りと
畑の恵みを食卓へ~
農林水産省が進める
農業女子プロジェクトメンバーです。

夏の疲れを取る 薬膳講座に参加しました

2018-09-18 | 薬膳
今年は酷暑で畑作業は大変でしたが何とか元気に過ごすことが出来ました。
とはいえ、流石に身体がつかれているな~と自問自答しながら
気力で過ごしてきた自分に \これはきっと必要/
区役所で見つけた講座に目が止まり参加してきました。


開催場所は、金沢区野島公園内にある「旧伊藤博文金沢別邸」
一度行ってみたかった場所です
綺麗に整備されていて、普段でも500円でお抹茶の接待をしているそうです。




邸内からの眺め~向かい側に八景島シーパラダイスが見えます。








薬膳講座は「中医学の考え方」からお話が始まりました。

 最高の医療とは、未病の段階で、長期の芽を摘み取って予防すること。病気の状態は己病という

「優れた医療は未病を治し、波の医者は己病を治す」
「聖人は、己病を治療するのではなく、未病を治療する」 2000年前の考え方

その方法として、養生法(漢方薬、鍼灸、気功、食養生)がある
食養生の実践。毎日自分の身体に合った食事をとることは健康になるための最も確かな療法ということでした。

食養生の基本は
食べ物の味「五味」(酸・苦・甘・辛・鹹(かん)」
食べ物の性質「五性」(熱・温・平・涼・寒)
「五臓の意味」などを知り、季節・体質・症状を考えたバランスのよい食事⇒薬膳

五行学説により春夏秋冬の時期 自然界と体の状態を表す症状により何を食べたら癒されるか
それぞれ五味の食材について五性の食材について
こんな症状にこんな食材がいいですよ~と食べ合わせですね そんなお勉強でした。

さてお楽しみ薬膳料理~
夏野暑さも徐々に遠のき、朝夕の涼しさを感じ始めるころ、からだには季節の変化に対応しきれず、
色々な症状が現れ始めます。
涼しくなってもなかなか疲れが取れない、心と体がなんだか重苦しいなど
秋の疲労対策として食養生の実践です

ミニ薬膳メニュー

1、栗ときのこご飯(補気健脾)
   米・栗・油揚げ・しめじ・生椎茸・人参・さやいんげん
2、豚肉団子の野菜あんかけ(補陰補血 益衛固表)
   豚ひき肉・玉ねぎ 人参 エノキ 黒キクラゲ えだまめ、スープ・・黄耆(おうぎ)
3、銀耳とカニ肉の甘酢和え(滋陰潤肺 補肝腎)
   銀耳(白キクラゲ)わかめキュウリ カニ肉 枹杞子 甘酢には五味子酢使用
4、フルーツの錦玉(生津潤燥 清熱解毒 化痰)
   桃・巨峰のフルーツのゼリーよせ
薬膳茶 日本茶に菊花 枹杞茶が入ったお茶





やさしい味付けで身体が喜ぶのを感じました。
塩味や黄耆の少しいぶすような汁気・酢の物もちょうどいいバランスを舌が感じられ
お楽しみは果物のゼリーで心も喜ぶ

自然の風が部屋を流れ、移ろう季節を感じる場所でのんびりした時間と身体が喜ぶミニ薬膳で
駆け抜けた夏の日々に”お疲れさま~”とご褒美をいただいた幸せな時間を過ごせました。

野沢先生ありがとうございました。
今後も何かしら参加出来れば嬉しいしいです



みなさまも季節の変わり目 お体ご自愛くださいませ
頑張る気力も ゆったりした時間があってこそがんばれるのかな
そんな季節にもなりましたね

久しぶりに自転車に乗っていきましたよ~
マイ自転車です 電動ではありませんよ
体力計るにはちょうどいいです(笑)




~~~~~

畑は秋冬野菜の準備をしています。
5月採るタマネギはこの季節に播種します
長丁場の野菜なんですよね

そして落花生がそろそろかな~
ご予約もボチボチ頂いています
感謝 感謝

楽しみです


まーたん


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Y159横濱フェアのご案内 | トップ | 湘南海岸と富士山~そして近況 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Rin)
2018-09-26 07:40:18
会場は海が見える場所だったんですね。気持ちが良さそうな素敵なところですね。いいですね〜。
我が家の辺りは海が遠くにしかありませんので、海が見える場所というだけでかなり得点高いです!

お話の中身も濃かったようですし、薬膳のお料理もとっても美味しそうですね。
返信する
Rinさまへ (まーたん)
2018-09-28 00:56:50
横浜でも金沢区は海があります。
海の公園花火大会も夏休み最後の土曜日行われたり
山を越えれば鎌倉 南に行けば横須賀という位置です。
伊藤博文公の別邸で明治憲法の草案づくりは続けられたとあります。

薬膳は奥が深いな~と頭で考えながら、
舌で味わい、体を癒してくれました。
また機会があったら参加したいです
返信する

コメントを投稿