カナダにいた頃、バックパッカーで行った時の話なので、随分前の話です。
バンクーバーからメキシコシティに入ってしばらくいたら、排気ガスと標高にやられて体調を崩しました。
体調はあまりよくなかったんですが、オハカに移動して、市場を物色していたら、ローマとかパリでよくある手口の集団スリに遭いました。目の前でおばさんたちがケンカをはじめて、立ち止まると後ろからも誰かに押されて、おしくら饅頭状態になり、気がついたらパックサックの中にいれていた財布を盗られました。
振り返ったらもう周辺には誰もおらず、あまりの手際の良さに関心しました。たぶん、市場に入る前に財布をパックサックに移したところを見られて、ターゲットにされたのだと思います。これまでスリに遭ったのはこの1回だけです。
その後、太平洋に面したプエルトエスコンディードに8時間ほどかけてローカルバスで移動したんですが、険しい山道で、途中で乗ってくるローカルの人たちが次々と車酔いでバケツリレーで大変でした。そこから、アカプルコ→メキシコシティ→バンクーバーと戻りました。アカプルコは、はめを外したアメリカ人がたむろする街という印象のみ。
メキシコ料理にはまったのは実はバンクーバーにいたときで、いまでも、定番のメキシコ料理(ワカモリ〜アボガドデップ、タコス、エンチラーダ、ファヒータス)なんかは家でよく作ります。