大阪府南河内郡(みなみかわちぐん)河南町(かなんちょう)にある
弘川寺へ行ってきました。
小雨の降る今日は今季一番の寒い日でしたが、
少し時間ができたので、まだ紅葉狩りに行ってなかったのが気がかりで
小ドライブです。
京都の「紅葉を巡る日帰りバスツアー」の添乗員さんから
弘川寺を教えてもらわなければ 知ることのないお寺です。
小さな駐車場が三か所くらいに分かれていて
車も二台くらいしか止まっていません。 (さすが平日)
今年の紅葉(もみじ)は小さくて紅葉の時期もばらばらだそうです。
あたり一面に落ち葉が。
敷紅葉というのですが、
今日NHKで苔の上に落ちた紅葉を 散紅葉と言ってました。
日本語の形容はいい表現ですね。
苔に適した条件が揃っているんでしょうね。
けっこう本格的に雨が降ってきました。
気温9度です。
西行法師の記念館
撮影禁止なので中の様子はお見せすることはできませんが
平安末期から鎌倉幕府ができた頃に没した方のようです。(72歳)
4月の初めころにはこの見事な桜が満開を迎えるのでしょう。
そして少し遅れてバラ・海棠(かいどう)が咲くそうです。
桜が散るころに行くと同時に観賞できるそうです。
海棠、中国 から来た言葉で
「楊貴妃の美しさを例えて名付けられた」と
住職さんが説明してくれました。
願わくは
花のもとにて
春死なむ
その如月の望月の頃
西行
如月(きさらぎ)は旧暦の2月
今の3月 この歌の通り3月末に ここ弘川寺で入寂(にゅうじょう)されたそうです。
来年の春が楽しみです。