3月18日 五条まできたのでちょっと足を伸ばして明日香村へ向かいました。
明日香村は2年4か月ぶりです。
キトラ古墳のキトラってなんだろう? 諸説あるそうです。
壁画の亀と虎から キトラと名付けたとか。
月曜日だったので(18日) 人もまばらです。
1983年に発見されたと言われています。
東西南北の壁に青龍(せいりゅう)・白虎(びゃっこ)・朱雀(すざく)・玄武(げんぶ)の四神(しじん)が描かれていたそうです。
ところが劣化がひどくて崩落の恐れもあり、はぎとるのに6年もかかったそうです。
空気に触れるとさらに劣化が進むのでファイバースコープで調査しながら進んだそうです。
「四神の館」
側面の壁画以外に天井には東アジア最古と言われる天文図が描かれています。
この天文図も精巧に描かれているそうです。
明日香村はこのように貴重な古墳などが出土するため
規制が厳しく村の発展がずいぶん遅れたそうです。
宅地にしても農業にしても簡単に開拓できなかったんでしょうね。
その為には国の援助が必要不可欠だったのです。
そんな折、偶然にも家に帰って夕方のニュースを見てると
「文化審議会は18日、飛鳥時代の極彩色壁画で知られる奈良県明日香村の
『キトラ古墳壁画』を国宝に指定するよう文部科学相に答申した。」と
流れてきました。
何気ないニュースなんですが