2012年2月関東支部「八王子運転会」報告
穏やかに ゆったりと
会員番号31-117
岸田 弘
2012年2月の関東支部運転会は、12日(日)、八王子市の某団体施設レイアウトで行われました。
この日も冬の青空が広がる絶好の天気に恵まれました。
厳しい寒さの中、陽だまりの駐機場に車両を下して、ゆっくりと歓談しながらの運転準備を進めます。
八王子は久し振りの参加となる青木さん。
「ロケットは2年振り」といいながら蒸気上げを開始。
圧力も上がって「作業手順を思い出した」と思わず万歳を…。
ところが本線に出たと思ったら直ぐに駐機場に逆戻り。
配管からの水漏れを発見し、早々にリタイア。
それにしても防煙マスクはオーバーでは?
今回はコッペルで参加の矢島さん。
広い庭内をたっぷり走行した後は、暖かい日差しの中で機関車をゆっくりと磨き上げていました。
佐藤透さんは自作の立山砂防風の小型DLを持参。
小型機ながら十分なウエイト加重で力強く走り回っていました。
機関車、客車、貨車と参加の度に新しい車両を披露してくれます。
最近はパワーユニットに新幹線0系風を組み込んだ電動車両での参加が続いていた石川安夫さんは、久し振りにC21を持参。
冬には蒸気が似合います。
両親と一緒に遊びに来ていた3人の小さな兄弟は、乗車だけでなく清水岳人さんのフォルテの投炭、火室の炎に目を輝かせて覗き込んでいました。
清水さんがライブに関わりだしたのが小学校3年の時。
3人の兄弟は何時から始めるのかな~。
この日は2月とあって参加者は8人。
穏やかな日差しの中でゆったりと運転を楽しみ、早々に昼食を開始。
先月、仲間がカセットコンロや炭火コンロで暖かいうどんを食べているのを見て、岸田もカセットコンロと冷凍鍋焼きうどんを持参。
風除けの方法を工夫しながら、アツアツのうどんを楽しみました。
参加車両が少ないこともあって、施設所有の8.4分の1の特注D51を10ヶ月振りに倉庫から運びだし、線路に乗せたら、鉄製シリンダーに錆が出たようで動輪が動かないことが判明。
人手がある内にとメンバーが協力して近くの製作工房に搬送し、シリンダーを砲金製に交換するため緊急入院のお手伝いを…。
フルスケールの大型機の大きさと重量をたっぷり体感しました。
「同じようなことになっては…」と、もう一台の9600も倉庫から運び出し確認したところ、こちらは問題ないことが分かり、武田さんが慣らし運転のお手伝いをしていました。
水と油と火を使うライブは時々運転する必要があるようです。
皆さんもたまには愛機を持って運転会に参加ください。
機関車のためにも…。