2012年5月関東支部「八王子運転会」報告

2012-05-02 10:09:49 | 投稿記事

2012年5月関東支部「八王子運転会」報告



八重桜・花水木、そしてつつじ



会員番号31-117



岸田  弘




2012年5月の関東支部運転会は、連休の渋滞回避とつつじの開花時期に合わせて、前倒しの4月30日(月・祝)に、八王子市の某団体施設レイアウトで行われました。読みはピタリと当たって、連休前半3日目のこの日、都内・近郊は渋滞がなく、皆さん何時もより早めにレイアウトに到着。

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笑顔集合

一番遠くからの参加は神戸の内山さんと奈良の中村さん。中村さんの車で同行参加です。中村さんは3月16日にラストランを終えた300系新幹線5両編成を持参。花水木とつつじの林の中を白い列車が快走します。中村さんは木製枕木や赤い鉄橋、花木に包まれて全景の見えないレイアウトに大感動。施設の責任者に「日本一のレイアウト」と称賛の声を伝えていました。

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つつじと花水木の中を行く

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つつじに囲まれて

内山さんは5吋改軌のクラウスを持参。真っ赤なボディと磨き上げられたドームを光らせて八王子レイアウトの難所、長い連続勾配を何とか登り切っていました。

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赤の競演

山梨県石和町から初参加の八田さんは奥様と一緒にコッペルで参加。「山梨には運転会場がないので、今までは白馬に行っていた」とのこと。白馬も素晴らしいですが、この八王子も近くて便利なのでこれからもよろしく…。

今春新発売のN700系を、車両積載を考えて2分割にすることを目論んでいた石川安夫さん。未塗装キットをレーザーソーで輪切りにした後、結合部品を追加工し、4本のビスで結合する仕組みを完成させ、この日、結合テストと試運転です。パワーユニット側は先月の蘇我運転会報告でお伝えした「ソレノイドによる電磁ブレーキ」を二基組込み、ダークグレーとアルミ色の「覆面車両」の状態で走り回っていました。次回は塗装仕上げが見られるかな~?。

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覆面新幹線

今回も奥様と参加の守田さん。パワーユニットを利用して583系を制作中でしたが、アイボリーとブルーの塗装を終えて大分雰囲気が出てきました。奥様の運転で八田さんの奥様とつつじの中を笑顔で走り抜けていました。

連休前半とあって参加者も多く、本線には次々と車両が通過します。

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車両が連なって

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笑顔を乗せて

T5改8100の吉岡さん。各部の調整を済ませ満を持してのボイラー検査に見事合格し、真っ赤なつつじの祝福を受けて楽しそうに走っていました。

同じく3月16日にラストランとなった小田急10000系の岸田は、やっと運転席の機器類を組込み、運転席の窓張りを完成させての参加です。

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運転席完成

少し汗ばむ陽気になったこの日、庭内には八重桜・花水木・つつじが咲き揃い、思わず笑顔が溢れる運転会となりました。

N700
N700ボディ結合

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快走! コッペル