番外編 白馬運転会報告

2017-06-01 14:14:18 | 投稿記事

番外編 白馬運転会報告
新緑の白馬の森で 心豊かに運転を楽しむ

会員番号31-117
岸田 弘


新緑がまぶしい「白馬ミニトレインパーク」で、5月27日(土)と28日(日)の2日間、「OSLSC関東支部とJCFC合同白馬運転会」が開催されました。


■一日目の仲間たち


OSLSCとJCFCの両方に登録するンバーも多く、また白馬のレイアウトの素晴らしさを知る仲間が、今年も各地から愛機を持って集いました。

今年も、「複線の小判型エンドレスに、リバース線2組の複雑な線路をオーナーの太谷さんが組み合わせ、『一筆書きで一周350メートルのロングランコース』」を準備してくれました。

しっかりしたコンクリート路盤の上に、OSの7.5吋+5吋の堅牢な併用軌道が敷かれ、安定した走行をするうちに、変化に富んだ風景の中で突然並走区間や対面区間が現れ、車両の出合いを楽しむ他、Sカーブ付きの長い登り勾配のリバース区間を乗り切る等、運転テクニックも試される楽しいルートでもあります。平均時速5㎞でも一周するのに約8分もかかります。

さわやかな高原での運転会とあって、ご夫婦ご家族での参加も多いのが特長です。取手市の大石さん(C21改C56)は、奥様がビデオカメラで風景と機関車の走行シーンを撮影。


■緑に囲まれて/大石さん(C21改C56)


三鷹市の大山さんは、ドルチェの引く乗用車両に奥様の笑顔を乗せて走ります。


■奥様の笑顔を乗せて/大山さん(ドルチェ)


森の中では小さく見えるコッペルも大奮闘。西東京市の武田さん、相模原市の大島さんの他、二日目参加の佐倉市の守田さん、笛吹市の八田さんご夫婦もコッペルの引く車両に奥様を乗せて一緒に楽しんでいました。


■連続勾配を登り切って/武田さん(コッペル)


■エアブレーキを楽しみながら/大島さん(コッペル)


■新緑を楽しみながら/守田さん(T5風)


■奥様は上機嫌/八田さん(コッペル)


2歳のお嬢さまを連れた日野市の清水さんは、トーマスで参加しましたがお嬢さまはお昼寝の時間に…。仕方なくパパはビデオ撮影を楽しみながらの運転です。


■お嬢さんはお昼寝中/清水さん(トーマス)


府中市の佐藤さんと明石市の古橋さんは8620の重連を楽しんでいました。多様な車両の集まる合同運転会ならではの贅沢です。


■大迫力の8620重連/佐藤さん+古橋さん


この日京都市の八木さんと町田市の長田さんが動輪社のC56をデビューさせました。八木さんは大糸線全通の祝賀列車C56113を11年かけてコツコツ組み上げたとのこと。「OSマウンテンとは異なる走り方」と言いながら時間をかけて走りの違いを確かめていました。長田さんは9年半をかけ、この日に合わせデビューさせたとのこと。「走るかどうか緊張しました/走ってくれてホッとしました」と言いながら、奥様を乗せた初走行に満足していました。


■走りの違いを確かめながら/八木さん(C56)


■大満足の初走行/長田さん(JCFC・C56)


■勾配+Sカーブの難所を通過/石川さん(C21)


■駅を出発/岸田(小田急10000型)


■林を抜けて/梶本さん(T5改サイドタンク)


■緑陰に映える/栁町さん (BR24)


2日間お天気にも恵まれ、木漏れ日の中でゆっくりと運転を楽しむことができました。帰路、長野オリンピックのジャンプ台近くで、雪渓の残る美しい白馬連山を望むことができました。


■雪渓の残る白馬連山