またまたおやべに行ってきました
会員番号 31-117
岸田 弘 様
9月20日~21日に開催された、クロスランドおやべ主催の「ミニSLフェスタin おやべ」に参加してきました。
主催者の呼びかけに全国から28組の参加者が愛機を携え参加しました。参加資格が「5吋車両で、半径12mの曲線通過可能車両」というだけのため、市販機から自作機まで様々な車両が集い、OSLSC運転会とは別の楽しいフェスタになりました。
準備された線路は、常設線600m+仮設線600mで、過去同様全線連続運転が可能という、素晴らしいレイアウトです。クロスランドの設備も更に充実し、車両では「富山ライトレール」7色が揃い、これを連結して長編成車両として運用されていました。また、線路関係では、遮断機付き踏切警報機や、3色信号機等が新たに投入されていました。
20日10時の開会式には、桜井市長はじめ来賓のあいさつとテープカットの後、C62に続いて北陸本線の代表機サンダーバードが満員の乗客を乗せて出発。後に参加者の車両が次々に続きます。
私は昨年10月、今年4月に続き3度目の参加で、しかも今回は2日間の参加としたため、初日の午前中はビデオ撮影に専念できました。車両は前記のようにメーカー色がないため(それでも参加で一番多いのはOS機でしたが)、EF210、小田急SSE3000、サザンパシフィック、N700系、C56重連等々多様な車両がファインダーに飛び込んできます。
競技会に向う/堺・中野さん
12時からは、「指定されたコースを定時に走行する競技会」が行われました。この競技会ではOSLSC関東の青木さんがコッペルで見事3位に入賞、おやべ産コシヒカリ10kgをゲットしました。
私のロケットは今回も一周600mの周回に自信がなく自宅待機に…。今回も長崎電軌3000系での参加となりました。午後から運客に精を出しましたが「富山ライトレール7色編成」の迫力には影が薄くなりました。
赤いコッペル/神戸・内山さん
参加者の半分14組はOS機で参加。S6の中津川・原さん、滋賀・山本さん、コッペルの埼玉・矢島さん、大東・吉田さん、堺・中野さん、神戸・内山さん、和歌山・極田さん、船橋・青木さん、C21の奈良・山田さん、焼津・四之宮さん、BR24の岡山・白藤さん、マウンテンの藤枝・池谷さん、京都・八木さん、ロケットの大阪・辻本さん、電動トラムの西東京・武田さんと沢山の車種と顔ぶれがそれぞれに運転・運客に精を出していました。
20日夜は桜井市長や村西ミニ鉄道クラブ会長を交え、全国からの参加者、クロスランドミニ鉄道クラブ会員、ボランティアが集い、 大交流会が行われました。市長を先頭に設備を整え、更にクラブ会員とボランティアが運営を支えるこのパワーがクロスランドの強みであり素晴らしさだと痛感しました。
仮説線600mに挑む/狭山・矢島さん
勾配を駆け上がる/奈良・山本さん
岡山から参加の白藤さん
ロケット快走/大阪・辻本さん
2日目の21日も晴天。早朝から蒸気を上げ運客開始前の運転を楽しみます。
この日のメインイベントは有澤さんのC62とクロスランドのC62の重連による「100人乗り列車」の運行。25両の客車に100人の乗客を乗せ、仮設線を3回に渡って運行しました。私はビデオで機関車と乗客を追ったのですが、その迫力と長さは感動モノでした。
2日間の運客数は、主催者集計で5900人、好天に恵まれたおかげで顔も腕も真っ黒に日焼けしました。午後は運客の傍ら、妻を乗せて全線を周回し、おやべのレイアウトを一緒に満喫しました。
妻と全線周回/新宿・岸田さん
素晴らしい運転会を運営していただいたボランティア、クラブ会員、事務局、市長の皆様に深く感謝と敬意を表します。
※写真は神戸・内山さん撮影・提供