大きく育つ三番瀬運転会
会員番号 31-117
岸田 弘 様
OSLSC関東のメンバー青木さんが「千葉に(ひめはるの里に代わる)常設運転会場を造ろう!!」と活動する中で、今年3月まで試行を認められた「ふなばし三番瀬海浜公園運転会」。1月は17日(日)に開催しました。
▲富士と海鳥の天国
海辺の寒風を心配したのですが、快晴・無風の天候に恵まれ、今月も抜けるような青空の元、素晴らしい「日向ぼっこ運転会」となりました。今月の浜辺は房総半島と富士山風景に沢山の海鳥が羽を休める姿が加わり、明るく穏やかな景色が楽しめました。
「小さく産んで大きく育てる」という青木さんの方針の通り、今月はとうとう公園のコンコースとプール入口前の一等地の占有が許されました。レールも新たに半径5mの曲線になり、マウンテンを除くOS機全てが入選可能になりました。本線レール長は64.4mと40%増え、新たにポイントも加わって長い退避線も確保できるようになりました。これらすべては青木さんの個人投資。頭が下がります。ありがとうございます。
常設ではないため、レールの運搬、組立・撤去が必要ですが、公園の課長様とスタッフが早朝から一緒に手を貸してくださり感謝です。前回運転会時に公園スタッフの方に、「コンコースの柱を利用して線路を敷くと、レール全体と車両が見え隠れして、視覚的に面白くなり距離も長く感じます」とお話ししましたが、これを採用いただき今月はコンコースの利用がOKとなりました。
▲コンコースを占領
レール半径の拡大で急カーブがなくなり、ゆったり走れる上に、長い退避線のお陰で参加車両の「メリーゴーランド運転」が解消され運転と運客にゆとりができました。
▲家族の笑顔を乗せて
今月の参加はコッペル機の青木さん、湘南型自由機の蕪木さん、電動乗用台車+長崎電軌3000系の岸田の3名。
青木さんのコッペルは絶好調で一日中力強く走り回っていました。
先月トナカイの着ぐるみで参加した蕪木さん、今月はレッサーパンダのキャップで参加。
▲今月はレッサーパンダで・・・
すっかり仮装にハマってしまったようです。
パワーユニットを利用した岸田の電動乗用台車も狙い通り「乗員とバッテリーの荷重」が利いてスムーズかつ快調に走り回ります。
1月の冬空の下の運転会で乗客は少ないと予想していましたが、51人が有料乗車され、ささやかな公園様へのお礼となりました。
駐車場の片隅から始まった押しかけ(?)運転会が、公園コンコースを利用できるまでに育ちました。