2021年3月「八王子運転会」報告
「緊急事態宣言解除」で3ヶ月ぶりの運転会 !
会員番号31-177
岸田 弘
2021年の年初から開催自粛を続けていた八王子運転会。3月22日からの「一都三県の緊急事態宣言解除」に合わせ、3月28日に「慎重な感染対策をとっての運転会」が開催されました。
昨年末同様「メンバーのみの参加/検温・消毒・マスク着用の他、乗車は家族に限る」等を条件にし、さらにお借りしている施設の休日に開催することで、施設関係者との接触を避ける等々慎重な対策をとっての開催です。
メンバー心待ちの再開でしたが、あいにくこの日の天候は「曇りのち雨」。9時ごろには小雨がぱらつき、この日の参加者は見学者を含め7名でした。
施設自慢の桜の大木が満開で、これをバックに集合写真を撮影。今回は桜が主役で機関車は写っていません。
車両持ち込みは矢島さんがロケット、牛来さんは銚子電鉄デキ3、吉岡さんがT5改8100の3台。ボイラー検査のためC21を積んできた石川(安)さんは、雨を予想して今回は降ろさず仕舞いです。
矢島さんは身軽なロケット。写真に写る機材に乗用車両を加えれば走行可能です。
銚子電鉄デキ3の牛来さんは、新造の乗用車両を入線。その丁寧な仕上がりに話が弾みます。この乗用車両、タミヤの工作用のギャボックスにマイクロSWとダイオードを組み合わせ、ワイヤーでAT-67のブレーキを引く「電動ブレーキ」の試作品が組み込まれていました。手元の単三電池2本とトグルSWだけでブレーキ操作ができることを確認。作動には問題なく、今後はボギー台車用の増設や耐久性の検討が必要のようでした。
朝一番の雨は止み、満開の桜の下、安全弁を吹いて走り抜ける吉岡さん。ロケットで長い勾配を上りきる矢島さん。これも小さな銚子電鉄デキ3で広いレイアウトを走り回る牛来さんと、それぞれに久しぶりの運転を楽しんでいました。
■満開の桜の下で
■今日は運搬に手軽なロケットで/矢島さん
■新入線の乗用車両を囲んで/牛来さん(ロケット)
■コンパクトな電動ブレーキ/牛来さん
■桜の下を通過/吉岡さん(T5改8100)
■ロケット勾配を力行/矢島さん
■山岳線を行く/牛来さん(銚子電鉄デキ3)
■急こう配を上り終えて/吉岡さん(T5改8100)