2011年10月全日本模型ホビーショー報告

2011-10-18 12:13:56 | 投稿記事

全日本模型ホビーショーに行ってきました


会員番号31-117
岸田 弘 様




今年、第51回を迎えたホビーショーが10月13日(木)~16日(日)の間、幕張メッセで開催され、初日の業者招待日に駆けつけました。

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目的は、9月のおやべフェスタで展示され、澤井清信さんの法隆寺ナイター運転会報告にもあった新幹線N700系の未塗装ボデーの「その後」の情報を掴むため。

ありました!!
それも塗装だけでなくストライプ・窓・行き先表示等のシールが貼られた完成ボデーが!! さらに2012年1月末発売。予価75万円の表示が…。

N700

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早速、藤坂さんに「根ほり葉ほりの取材」を開始。「縮尺は11.3分の1のフルスケール/全長2.4m/パワーユニットとコントローラーは中間動力車両に組み込み、先頭車を推進する岸田の小田急10000型方式/この中間動力車両もN700のイメージを加えること/パワーユニットのない運客用乗用車両も追加予定/価格を抑えるため、ボデーは塗装仕上げまでとし、ストライプや窓のステッカーは購入者が加工する方式となること」等の情報を得ました。
予価は「先頭車両と中間動力車両セットの価格」とのことで発売中のOS-TRAMと比べてもお得感のある価格設定です。
既発売の3.5吋C62も、外装アクセサリーが取り付けられたフルドレスアップで展示されていました。砲弾型の副灯、着脱・点灯式のテールライト等々、展示して眺めるだけでも楽しい仕掛けが用意されていました。

さらに踏切警報機と、踏切遮断機の新製品展示も…。
今年6月の島田運転会で活躍していたものがプロトタイプのようで、形状、作動が改良されたものになっています。AC100VまたはDC12V仕様で、警報機と遮断機の連動もできるようになっています。車両の組み立て走行だけでなく、周辺機器の充実もライブの楽しみを膨らませてくれます。

この「模型ホビーショー」は、他の模型・ホビーの動向を知る機会でもあります。
大ブームを呼んだラジコンカーが、実車の模型化、車両の精密化の方向に向かったり、昨年ヒットした電動ヘリは淘汰が進んだり、Zゲージがディスプレー志向に向かったり、プラモデルに改造、オリジナル作品づくりの傾向がみられたり、ガンダムが再ブームを狙ったりと様々な動きが見られましたが、総じて言えるのは「精密化、こだわり、徹底志向で、部品点数が増加し、塗装仕上げが多様化する中で、個人の嗜好に合わせた好みの細分化に向かっている」ようです。「欲しいものは何でも手に入るが、その世界が広がらない」のではないかと心配になりました。

その点、ライブは運転会を通じて仲間や市民との交流が広まるホビーと、改めて感じた次第です。


第4回日本最強最長7.5インチゲージレイアウト運転会

2011-10-05 20:17:30 | 投稿記事

第4回日本最強最長7.5インチゲージレイアウト運転会
開催のお知らせ


会員番号33ー30
青木佑一 様



日 時:2011年12月8日~11日の4日間
場 所:千葉県立蓮沼海浜公園7.5インチ1700メートルレイアウト
主催者:さんむ市観光協会(予定)

運営ボランティア協力:
Tsudanuma Indoor Railway青木佑一(OSLSC会員)

参加ご希望者はuaoki@muc.biglobe.ne.jpまでご連絡ください。
追って募集要項と参加申込書をお届けいたします。

震災津波被害によりただいま一部仮設のため1700メートルですが、2011年12月からもとの2100メートルに戻す復旧工事がはじまります。
2012年3月には2100メートル復旧記念の大ミニ鉄イベントが予定されていますのでご期待ください。


2011年9月おやべ運転会報告

2011-10-04 10:37:57 | 投稿記事

2011年9月おやべ運転会報告
6回目を迎えた「ミニSLフェスタin おやべ」


会員番号31-117
岸田 弘 様



今年も、9月18日(日)~19日(祝)に富山県小矢部市で開催された「ミニSLフェスタinおやべ」に参加してきました。
この運転会、「クロスランドおやべ」の広大な公園内の一部に常設線608mと公園のシンボル「クロスランドタワー」の前に広がる芝生の円形広場を一周する600mの仮設線を使った全長1200m超の5吋専用線を使った大規模ロングラン運転会です。

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今年は、東は船橋市、西は岡山市の各地から29組30台を超える参加者と車両が集まりました(クロスランドおやべミニ鉄道クラブ員を除く)。開催日が3連休の2日目からとあって、前日までに多くの参加者が揃い前日夕方には駐機場は満杯状態でした。
初日の18日(日)には8時頃から参加者が準備を始め、10時からの開通式を待ちます。

開通式ではフェスタの実行委員長である桜井森夫市長が「毎年施設を充実させて来て今年で6年。今や日本一となったミニSLフェスタをさらに発展させたい」とあいさつ。市長以下来賓と共にテープカットをしてフェスタがスタートしました。

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初日は秋の彼岸直前にもかかわらず気温34℃の猛暑。
西東京市の武田さんはコッペルで参加、ほとんど休みなく運客をしていました。奥さまはスケッチブックを広げ、線路脇でスケッチを楽しんでおられました。

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狭山市の矢島さんもご夫婦で参加。今年はお兄様も一緒でコッペルの「兄弟列車」を楽しんでいました。

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堺市の中野さんは奥さま、息子さん夫婦、お孫さんと三世代5人で参加、コッペルとOSトラムを家族で楽しんでおられました。

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今回も夫婦での参加が多く、私が数えただけで10組の参加がありました。広大な芝生や池のある公園、トイレと軽食コーナーのある休憩所「ふれあいハウス」等の施設が充実しており、走り回るだけでないゆとりのある運転会場です。

京都市の八木さんはマウンテンで常設線と仮設線で熱心に運客。常設線ではアップ&ダウン、仮設線では平坦路600mのノンストップ運転を楽しんでいました。

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2日目の19日(祝)は台風15号の影響で一転雨が…。気温も19℃と前日よりも15℃も低く寒さを感じるほどになりました。小雨を幸いに走り出す勇気ある参加者が…。
船橋市の青木さんはOSパワーユニットのDF50をビニールシートでラッピングし、ご自身は雨合羽を着ての運転で、写真のような笑顔を見せてくれました。

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焼津市の四之宮さんは旧国鉄の菜っ葉服で奥さまを乗せ、雨の中を果敢に走り回ります。さすがこの日の仮設線は独占状態。

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地元に近い七尾市の水口さんは今春組み上げた真新しいBR-24で参加。初日「今日は試運転で初走行」と言いながら、トラブルなく走らせていました。2日目も雨の中休むことなく走り回っていました。大型機を手に入れた喜びが伝わります。

Br24

小田急10000型で参加した岸田は、さすが2日目は運転辞退。昼食までの間、仲間との雑談と写真撮影で時間を過ごし、午後早々に東京に向け450㎞の帰路につきました。

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このフェスタ、クロスランドおやべ主催のため、参加者、参加車両は自由。このため普段のクラブ運転会では見られない車両や参加者との交流ができるのも魅力です。

桜井市長自らがフェスタの先頭に立ち、今回もクロスランドおやべミニ鉄道クラブの皆さんが乗客整理、ポイント係や踏切番といった裏方をボランティアで支えていただき、スムーズな運営ができていました。本フェスタに関わったすべての人々に感謝し、報告とします。