まぁベテルギウス問題はパルサー問題にもなるのだが、コズミック☆フロントNextではベテルギウスが超新星爆発した後パルサーになるのは「ほぼ確実」なのだが、大問題をテキトーにお茶を濁すのである。
1)超新星爆発の時には超新星は回転方向の上下にジェットを大量に噴出するが、700光年程度離れているベテルギウスの放出の場合地球は「タダじゃ済まない」問題
2)ベテルギウスがパルサーとなった後電波放出をするのだが、それが地球に影響を与えないか?やっぱり同じ理由で地球は「タダじゃ済まない」問題
3)パルサーの光の動力源は中性子の塊なのに強力な磁石による磁界であるが、これが太陽ではどうなのだろう?と言う「誰も提起しない問題」
が、お題どす!
先ず1)ですがジェットは大丈夫だろう。ジェットはそれまでの星系の回転方向の上下に出るので、これは外れるだろうが、2)の問題は実にヤバイのである。
っで先ずNHKは高い給料を貰いながらパルサーに磁場が出来る理由を説明していない。
本来パルサーは電気的に中性的な性質の原子=中性子の稠密な塊である。
だが、その稠密で全くズレのない構造は、これ「ネオジム磁石」が強い磁力を出す理由の一つである。
中性子には若干弱いが磁力があり中性子の電気的中性は0ではなかったのだ。
これが太陽の数倍の質量分集まると、強力な磁石になるのである。
この磁気とめっちゃくっちゃ早く回転する中性子星は、数億光年先でも見つけられるほど明るい。700光年で光が当たれば、その部分は蒸発するか焼け果てるだろう。
一応計算上で…、と言うが、中性子星の不安定な回転軌道を発生前から予測できるか疑問である。
似た事だが、ブラックホールの真の姿を暈け暈けの写真で写したと言うのだが、それは実に成果としては立派なのだが、コメントが実に「オマエは馬鹿か」と言いたくなる。
「いやぁ〜、ジェットが何処から出てくるんでしょうねぇ〜?私はブラックホールから直接出てくると思っているんですが…。」
言葉が出なかった。この人がマジ物理学の人?と思った。
ブラックホールの想像図だが、この中心を見て貰いたい。他のブラックホールの絵には嘘が入っている。
ブラックホールは降着円盤から主に物質を吸収しているのだが、その際に全部が全部吸収される訳ではない。
「エリントン限界」と言うものが存在する。それはブラックホールの権威であり研究成果も山とある物理学者なのだが、太陽の30億倍の質量を持つブラックホールの成長を分析する上で見つけたのが「エリントン限界」である。
これはブラックホールにはいろうとする物質はブラックホール境界にある物質と摩擦を起こし、大量のX線を発生させる。
光は質量は持たないが運動量は持っている。このブラックホールに入ってくる物質の摩擦で発生する光がブラックホールに入る物質の最大量を制限していたのである。
絵には、降着円盤がある中光り輝くブラックホール境界つまり光でブラックホールに入る物質を撥ね返すエリントン境界が見えている。
この光る球体は、ブラックホールに落ち込む物質はブラックホールの全球面から入っており、そこへ落ちる物質もあれば撥ね返される物質もあるのである。
では、この降着円盤は何故作られるのか?
ブラックホールの降着円盤の形成も興味があるが、私はどうもブラックホールも磁場を持っているのではないだろうか?と思うのである。もし磁場を持っているなら光に弾かれた物質は磁場に乗って、上下へジェットとして飛び出すだろう。
つまりブラックホール撮影チームのおっさんの言葉は間違いである。
だが、今、ブラックホールは最大太陽の質量の210億倍のものが発見されている。
エリントン限界でX線を出す迄に加熱された境界の温度は数億℃であろう。
なら他の物質はともかく「ヒッグス粒子」は何度まで耐えられるのだろうか?
もし、ヒッグス粒子が熱で崩壊するなら、その時ブラックホールは爆発するのではないだろうか?
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