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日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

やる気の無い日本の会社群(特に一流といわれている)将来的崩壊の序曲

2010年05月10日 23時12分32秒 | 日記
私は日本ドメインで日本製を大事にしているが、実業で見ている限りは、日本の企業はやる気が無い。儲けているが、自分さえ儲ければ良いという考え方で、それが賢い事には決してなっていない。

一言で言えば

愚か!

なのである。私は鉄鋼業界を見ていると、実に愕然とする。何とはなれば図面を読めない奴が設計にああでもないこうでもないと言うのだ。口は出すが責任は取らない。大体話をしているのは、先ず現場を知らない。金の事ばかり話をしている。

今日、付き合いのある商社の人に「仕事で一番価格に関係するものは?」聞かれて、ほぼ反射的に

「仕様を理解し、現場を理解して、基礎的な所を最初きちんと決められる事、そうすればコストの2~3割は下げる事が出来る。コストを一番上げているのは、設計の重要なポイントを予め決めておけない事である。」

要は、

「何も知らない素人がしゃしゃり出てこない事。」

である。現場の人を無学と馬鹿がほざく。だが現場の人間は切実であり、話せば分かる。財務とか社長とか工場長とか現場を離れ、金勘定が何より好きと言うふうになっては、現場の話は分からなくなる。

仕様が決まればモーターの回転数や強度、色々な配置、余計なエクステンション、資材の無駄が無くなる。要は、何も知らない奴が設計を現場を引っ掻き回すからなのだ。もう、本当に歳を食ったガキなのである。それはもう、どうしようもない能無し。本当に企業に巣食う寄生虫である。

商社も、利益を求めるが、大半が理科系のものを扱っているにも拘らず、機械の事も知らない。話をすれば財務の人がどうの人間関係がどうのしかない。そして、こいつが事情聴取を引っ掻き回す。業界に30年もいるのに基本的な事も知らない。

こんな連中に限ってボーナスに200万円とか貰う。何の仕事をして?と私は思う。さぞや他の分野でも駄目だろう。それは会議をしている姿を見て分かる。正直、辟易する。

安くする安くすると、そればかりである。その安くした分は製造コストから下げられる。その分製品のクオリティーや能力は下がるのだ。それを理解できない。現場の事を知らないからだ。

こうして現場は日々悪化していくのが現状である。

工場設備を作るのは中小企業で、この値引き交渉は日々酷くなる。会社の利益は増えているにも拘らずである。だから設備屋は徐々に減っている。これが現実である。

馬鹿がほざく

「ええわぁ、そんなら他のところにやるから、やる所は幾らもある」

それは兵庫の馬鹿であるが、そんな事は、もう徐々に言えなくなって来ている。設備矢がドンドンなくなってきているのだ。本当の国内製造現場の荒廃は、これから始まる。

慶応の醜悪で下劣で悪辣な厄病物体は2008年11月に

「みんな給料を下げないと工場が海外に皆行っちゃうよ~」

とニヤニヤ笑いながらほざいた。だが、そんな事をやれるか!馬鹿!と私は言いたい。

設備というものが慶応を出ると「チチンプイプイのパァ」で出来ると思い込んでいるようだ。こんな奴が産業政策を云々する事自身が、日本の未来が無いと言えるだろう。

最近設備屋のあんちゃんが本を書いていて、その中にあるのを見ていて、ああ、やっぱり皆頑張っているんだなと思ったが、オートメーション工場が動き出すのに、調整や手直しが本当に多くかかる。事前に動作チェックを十分やっているのにも関わらずにである。

大体、新工場立ち上げなんて、1回きちんと動いた記憶がない状態でやるのである。新工場だから新しいものが色々あるのだが、それがきちんと動くかは、実際動かして初めて分かる馬鹿な事も多い。検討に検討を重ねて、やったのにも拘らず。

「出来て当たり前」

私が某、リコール隠し会社内で言われた事だったが、これは、どうも何処ででも言われているようだ。だが当たり前でない事は、さっき述べた、事前検討を出来ない馬鹿が、必ず前言撤回をして発生する事が多い。それは、本当に前提を覆す事項である。だが馬鹿はよくやる。

これが海外に移転となると、その危険性は凄まじい。

日本にはコメリがある。だから全く無い事は無い。部品を手に入れるのに0は無いのだ。だが海外に行ってはどうしようもない。電子部品も抵抗やコンデンサーぐらいなら何とでもなるが、ダイオードぐらいから融通が利かなくなり、ちょっと珍しい部品となると途端に無くなる。(PUTとかUJTとかトライアック、サイリスタ、妙な特性の半導体など)それが見事なくらいにである。そして、事前検討をしているにも拘らず、必ずチェックしていないレアな部品とかがある。

そうなると、一気に緊急モードである。

巨大なシステムは、全体として機能して何ぼである。1個でも駄目なら終わりなのだ。それほどデリケートなものなのだ。移動すると簡単に言うが、どこでどう修正したのかを事細かに書いている記録なぞ、ギリギリで調整している設備屋さんに出来る筈が無い。悪意とか怠惰とか別にして、記憶する方法論がないのだ。

例えば、それはラダーに入っている。何でこんな所にタイマーが入っているのか?このリミットスイッチは何であるのか?何で必要もないというか、今はなかったスイッチが入っているのか?それは誰も分からない。分かる時には大問題が起きる。

ボン!ガシャン!キキーッ!ゴトン!色々な音を聞いてきた。

分かったのはフェールセーフだったという事だ。それは誰も教えてくれない。製品が壊れるぐらいなら何とかなるが、設備が壊れるともう大変。何とか修理できるのか?修正は可能か?それよりももっと怖い事がある。

人身事故・最悪死亡事故。

これが発生すると業務は1週間は完全に止まる。労働基準監督署と警察が出てくるのだ。だから何としても、これは止めないといけない。分かっているけど分からないものは分からないのだ。

工場の立ち上げではないが、不用意な新人研修で、重量物に挟まれ新人が口から血を出して救急車に運ばれた事を知っている。その事故は、死亡事故にはならなかったが、社内の設備が総点検、一斉交換が決定された。

最初事故を起こした奴は、なんとも気楽に馬鹿をやった。その後そいつの立つ瀬は殆どなくなっていた。こんな奴に新人は任せられないと部下がつかない身となるのだ。

工場も1回けちがつくと監督署から睨まれる。ブラックリストは皆怖いが、スローガンだけで達成できるわけが無い。その時初めて、設備担当の評価が客観的に行われるのだ。

今まで、大過ない製品納入が出来たのは幸運が無ければ無理だろう。だが年々大企業であろうと、中小企業であろうと、設備担当は馬鹿になって来ている。理由は、設備担当の管理は「ついで仕事」だからである。

昨年日本のある大企業は設備の大型移設でおおわらわだったが、その時、設備の図面を如何に描くかで、大問題となった。とにかく20~30年間電気配線が殆ど把握されていなかった。それは私がいた大企業でも同じだった。

それとは別の大企業もそんな話を聞いた。実態は電力各社に聞くと、もっと分かるだろう。設備費と一つを扱うのでもきちんとした戦略があれば「ついで仕事」も成立するだろう。だが、それは例の如く「個人の努力」とされる。

要は「要領の悪い」、「運の悪い奴」の厄介事となるのだ。企業が活動する一番の拠り所「設備」がである。それもこれも馬鹿な設備担当、財務担当、お偉いさんの「偉業」である。

安くするという事は出来るが、何も知らない奴とでは、どこを削れば良いか?がさっぱり分からない。これが現実だ。どんな奴かって?

慶応の下劣で悪辣で醜悪な厄病物体

みたいな奴だよ。

利口なつもり、状況を把握しているつもり、実務者のつもり、おめでたいシミュレーションのオンパレードである。そんな奴を相手に設備製作のシミュレーションは出来ない。

これが困った事に、設備担当は「頭の弱い」上層部の実務者ではない奴の落ち着き場となっている。頭の良い奴は購買や営業などの物の分かった人間以外は就けられない。しかし、設備担当は上から目線で馬鹿を盛り立ててくれると勘違いしているのだろう。切れ者社長も縁故人事で困った奴を社内で身内の監視の内部で何とかバックアップできると思っているようだ。

だが馬鹿は毎度毎度変な事を更新していく。その結果、前年はカバーできるミスが、今年はミスできないという状況が続々と出てくる。これが事実で、残念ながら馬鹿は年々馬鹿になっていく。楽観や舐めた行動、そして責任を他人に押し付けるワル知恵がつくだけで、それを「利口」と思っているようだ。だが、その設備に一番付き合うのはお前だ!

何度口を酸っぱくしても「大丈夫」を連発するが、何か事があったら「何とかしろ」で終わりである。最近デジカメが簡単に使えるが、先ず設備担当から写真が来る事は無い。来たら、そこの問題は軽いと言って間違いない。問題が大きくても協力して解決が出来る。問題を大きくするのは発生した事態より当事者の原状の把握と伝達能力である。

私は、中国から来た電気部品を見て同僚がこう言った。

「つまらない製品だけど、こんなものは、もう日本では生産していないんです。安いからではなく中国にしかないから買うんですよ。」

こんな物が?と愕然とした。だが、それはそうなのだろう。すぐ高い利益を求める一方、国内の生産設備を軽視し、以前出来たから今後も出来るだろうと高をくくる馬鹿の集まりと成り果てた日本企業などは、早晩潰れると言われても仕方ない。

私は朝鮮の社員育成を取り上げる日本のビジネス誌の特集はあまり評価しない。私は朝鮮より中国の方が、正直まともと思っている。正直、実によくやっている。洗練に欠けるが。

私は、朝鮮に納める機械を扱った事が無いが、朝鮮に納める機械を設計しろというのだったら、会社を辞めるだろう。だが中国へは少々興味がある。(下水油の料理を食わなくて良いのならばであるが)

安くしろとは言うだろうが、こんな事出来ます、こう言う方法がありますよと、言って真摯な反応があるのならば、それは何よりである。何れにしても日本でそんな所は無いと言って間違いない。

私は「低度情報化社会」のコモエスタ坂本氏(本に感動して勝手に引用してしまいました)と似ているようで、生産したものの洗練された機能を追い求めている。確かに利益は必要だが、実に目的を履き違えた機械にしてしまう事が何より嫌である。もっと嫌なのは、こちらが推測していた通りのものを先方が完全否定する事である。

人間は、目が見えなくなるというのではなく、実感を持てなくなると言う事なのだろうが、本当に残念だ。と言うより無念だ。どうして子供でも分かるような事を大の大人が分からないふりをするのか!?せっかくの金が無駄に使われている。往々にしては誰かの失敗を糊塗するが如く使われているのだ。

「そんな甘い事を」とか、「世の中そんなものなんだよ」とか馬鹿どもは言う。

だが、それは何なんだ!何処まで行っても無駄は無駄だし、駄目は駄目なんだ!それは物事を甘く見て、適当にやって、責任を人に押し付けて、上手く立ち回っているつもりなだけで、結果はついて来るものなのに。何時まで経っても馴れない。建設的なことは幾らでも提案できるのに、それが空を切る。空回る。私が悪いのか?何故なんだ!?

日本の未来について、駄目な所、金融の駄目な所、文科系大学出の駄目な所、色々書いてきた、だが本当に「日本の真の力」を出させないように動いている奴が実に多い。

慶応、朝日新聞、毎日新聞、民主党、日経新聞、揃いも揃って馬鹿文化系大学出である。

しかし一番切ないのは、理科系もドンドン馬鹿になっている。方法論は、幾らでも出せる。協力すれば解決できない問題は無いとは言わないが、大分少なくなる。だが「パー」相手には無理だ。それは学歴が無いではない、何をやっているのか?それは手を動かす事をやっていない連中の事だ。学歴の無い人間の方が私の経験上切実な意見を出してくれるものだ。

地位がある、中途半端に学歴とやらがある、縁故でチヤホヤされている。そんな連中、セレブとかエリートとか言われている奴、そんな奴らが馬鹿の、「パー」の正体である。

私は今、大学の関係者とある活動をやっているが、それが唯一の救いである。それが無ければ、どうなっていただろう。正直、今もやるせない状況は変わらない。って言うか、この調子ではウチの部署は潰れるかもしれない。しかしその方が良いのかもしれない。

その後、徐々に設備屋がというか、今急速になくなりつつある。そうすると日本の企業は中国、韓国の設備屋に物を頼むのだ。その時同じような態度を取ったら、それは偉い事になるだろう。精々、今のうち虚勢を張っている事だ。今後は都合の悪い事を言われると「ニホンゴワカラナイ」「ケイヤクニナイ」と言って突っぱねられるだろう。何とはなれば相手は海外だし、強かだ。

それは数年以内に必ずやってくる。日本の産業がボロボロとなるのはそれからだ。

精々楽しみに待っていると良いだろう。

しかし、私は、ガンダムOOのロックオンストラトスの最後の一言を思い出す。

「お前等、そんなんで良いのか?本当に、そんなんで良いのか?」

ただひたすらやるせない。本当にやるせない。何故馬鹿が幅を利かせるのだ!


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