
さて、酒もやや進んで、ぼつぼつと彼のあかんべ山の音響を聞くことが出来た。「無難な機材、特にマイクでハウリングを安心して押さえられるセットもあるが、僕は楽器の個性を拾えるようにしたい」「お金も取るし、払ってくるお客さんはいい音がでて当然と思うだろう。その通りだが、ぼくらは回を重ねながら学んできたアマチュアなのだから、挑戦はしていいと思う」
25回あかんべ山・25回すべて参加は僕と彼とロストのKさんしかいない。まさに僕にとっては「同志」以外何者でも無い。その彼から芯にある熱いあかんべ山を語ってもらってうれしかった。「彼にもまた、各々のあかんべ山ありき!」素敵な!と来て、体験してもらった多くの人に囁かれるコンサートにしたいと思った。


*写真は音響氏。ついでに昨年のロスト。