リハーサル!会場に入ると、緊張とともに、頭の中がほとんど音楽になる。このリハーサルの長いインターバルは好きだ。(昔は嫌いだったけど)
費用捻出で、ウッドの荒居さんの関係者が店を準備。美味しいコーヒーとクッキーだ。
今回は、うれしいことにプロの音響氏・・田島君が来てくれて、見事な音を作ってくれた。それは、驚くべきオペレートで、音響1つで、これほど演奏しやすくなるのかと、こんなことをやって50年近くなるのに、改めて思った。感動さえ覚える音つくりだった。リハからすっかり安心してステージに立てた。
つかみのロストだった。10月からバタバタと新曲の練習・・・このコンサートに間に合わせたいと、ある意味必死だった(俺は・・)
ボーカルどもが「この歌は想いが乗せられる」と、話していたことは、安心材料だったが、このロストのボーカル「還暦シスターズ」は不器用なのだ。
さとうせいごう作詞・すずきみきお作曲・・「遥かなる海ゆかば」、沖縄第三高女「なごらん学徒隊」を扱った歌だが、直接体験者の語り部が、いなくなって行く時代、この歌をロストが歌い継いでゆく価値は確実にある。出来栄えは75点ぐらいだったか?まだ、よくできると思っている。
スタイルが全く違う3組の出演者たち・・・・このスタイルの違いは、コンサートの客側から見た場合、結構いいんじゃないかなと、思った。
ウッドにおまかせのコンサート準備だった・・・・せめてお客さんを連れて来たい!!と、メンバーにはっぱをかけた。ぱっとみ、16・7人誘えた感じでホッとした。
原発反対・沖縄戦から、人類が起こす戦争の悲惨を学ぼう、そんな歌ばっかりのロストなのだが・・・もう少し、お客さんがホッとする歌も必要かな?
3組・・・皆、充実のこんさーとだったと語っていた。ロストも皆、充実感で一杯だったように見えた。
演目の記録①柳の木の下に②歌をうたってる(ウクライナ・パレスチナバージョン)③あなたを恋しています④遥かなる海ゆかば⑤までえな村⑥君よ5月の風になれ
ユキとチエ
あかんべ山で育った、若い、華のある2人だ。
大学を卒業して就職すると思いきや・・・2人で車で全国を回り、路上ライブを続けたんだぜ。3年も・・・だったかな?
今はユキちゃんが沖縄で暮らしているから、ほぼぶっつけ本番だったが、こいつら持ってるものが違うんだよな。
伸びやかで、見た居るだけでうっとりするステージだった。音も現役の音だった。離れ離れで、お互い全く違う生活だが、歌うことは止めていないと分かった。
不思議なもんだよな・・・ウッド・ユキチエ・ロストが集まると、あの30年続いた「あかんべ山」のような気分になるからさ。
あかんべ山を一緒に取り組んだ方々も客席に居て、うれしかったなぁ・・・
トリはウッドランド・リンギングである。練習が大好きな方々だが、今回はお見事!どの曲もしっかり、客席に伝わったな。
静のウッド・・・動(うるさいだけ?)のロスト、まさに作りこまれた繊細な楽器。持ってるものが違うコーラスアンサンブルを堪能した。
まだまだ、現役だぜ!
今度は、ロストが主催してコンサートやらんとなぁ・・・・
会場のバラシが終わって、打ち上げは楽しいものだ。
なかには、待ちきれず「乾杯」をしているやから・・・・
1人1人の感想を聴くのも、大事なひと時だ。会話・・は、次につながる心の交流だ。仲間を確かめる瞬間は、次のコンサートをすでに用意しているか?
そういえば、遥か福島から聞きに来てくれた仲間も居たぜ!感謝だ!
笠木さんがつないだ大事な仲間である。
俺がブログに、もう入手困難になったとこの泡盛を書いたのだが、読んだ方が、持ってきてくれたのだ!何という事だろう!
確かに鳥堀の「咲元」だぜ!
沢山の方がお土産を持ってきてくれた。感謝だ!
充実感・・・そんなコンサートだった。
半田氏もご夫婦で来てくれて、嬉しかった、