★The Best of Mississippi John Hurt (VSD-19/20, Vanguard Records) Recorded live at Oberlin College April 15, 1966
Mississippi John Hurtは、優しく穏やかなブルースや伝承されたフォーク・ソングや軽妙な流行歌がレパートリーな歌手だ。
そのブルース。
デルタブルースなどの、べたべたのブルースではなく、軽いフォークブルースだったから、僕はかなり驚いた記憶がある。
で、ある意味、その軽さ・スリーフィンガーやツーフィンガーで爪弾きギターが、日本のフォークシンガー達に、受けたのかも知れないな。
高田渉氏など、まあ、この方をパクリまくったもんね。
その経歴。
ミシシッピ"・ジョン・スミス・ハート("Mississippi" John Smith Hurt, 1892年7月2日[1] ミシシッピ州キャロル郡テオク(Teoc)生 - 1966年11月2日ミシシッピ州グレナダ(Grenada)没。
1920年代後期におけるわずかなレコーディング・キャリアを除いて、1963年にフォーク・ファンのトム・ホスキンズ(Tom Hoskins)に再発見されるまでのハートの人生ははっきりとは分かっていない。
1966年に亡くなるまでの3年間、ハートは、カレッジ、コーヒーハウスや多くのフェスティバル(その中には、1963年~65年のNewport Folk Festivalもある)に出演し、ソフトな口調とフィンガー・ピッキングのスタイルでブルースやフォーク・ソングを演奏したのだ。
ある意味・世界中の人は、このジョン ハートから、ジョンを知ると言って良いんじゃないの?
そして、彼が一番輝いた・・・そんな気がします。
若い頃・ローカルで歌う・恐慌などの煽りで、歌えなくなって、農夫でやっと食いつなぐ・60年代のフォークソングリバイバルで再発見。
これも、黒人ブルースのお決まりの道でもあった。
改めて、フォークソングリバイバルのありがたさだね。
あちらこちらの、寄せ集めのCDやLPで、彼は聞いているが、まとまったCDが欲しいところ、800円の中古があり、即購入した。
やはり良い。
フォークやオールドタイムなど、ちょっと聴いてみた方・この方の1枚は是非聴いたほうがよろしいな。