シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

7月22日 海をてくてく

2007年07月23日 | 釣り
7月22日 海をてくてく
 またまた日本海。177で天気確認。曇り。最高気温25℃。ヤフーサーフィンで風確認。一日中濃い青(最も弱い)。これが従来のGOサイン。最近ある意味、前のシーカヤックで得た楽しむための判断基準が狂っている。

 今回はテーマ3つ。
①小アジ呑ませの大物ゲット。
②パラアンカーを使わない点の釣り。
③キラキラの効果確認。
 天気は予報どおり。たまに太陽がでると強烈に日が差し込む。そろそろ日中の釣りは厳しい季節。風は微風、潮は動かない。本来の夏の日本海のイメージ。

①呑ませ釣り
 まずは、呑ませ餌キープ。水面に波紋のエリア発見。サビキにかかるのは5cmぐらいのカタクチイワシ。呑ませには使えない。それを目当てのナブラ発見。追う側の魚も大きくない。ベイトタックルで100gのジグを打ち込むとシーンとなった。まあ当然か。サビキタックルはあっさり後ろで控え選手。

②パラアンカーを使わない点の釣り

 潮が止まっているので、かってに期待薄と判断してスパンカーを調整してみる。
今まではスパンカーを閉じた状態でまっすぐ固定すると、風に対してずれだして最後は横を向く。パラアンカーと併用すると風に立つため、そのまま釣りモードに突入していた。

 スパンカーを開くとどうなるかは実は未確認。ラチェットで荷を固定する滑車の小さいものを買い足して、試しに30度ぐらい開く角度で固定してみる。ちょうど自分の体と同じぐらいの幅。するとあら不思議。どんなに風の方向が変わっても、どんぴしゃ風に立つ。少し角度が変わっても風に当たる側の帆が、風に対して急角度で露出するので即座に修正の力が働くみたい。これぞスパンカー。まっすぐでは修正の力が弱く、真横に向けてしまう力に負けてしまっていたのだろう。
 
 自分の船はドライスペースを確保するため、水面より極力高くしているとカタログにあったが、横向きにされる要因が強いと逆読みできる。他社の釣用シットオントップが横から見て凄く薄っぺらいのも理解できる。設計思想はメーカーそれぞれ。

 スパンカーは、見よう見まねでマイボートの方のホームページを参考にして作ったが、ちゃんと出来ていたのだ。使えていなかっただけ。午後少し風が強くなり方向も定まらない中、操船はラダーをまっすぐにしたままで、チョコチョコと漕ぎ足すだけで前に角度がついていた糸がまっすぐに立つ。流される速度も正面から見ると面積が増えてないせいか、気にならない。手漕ぎでもメリットはあると思う。

 知らずに損していたことはあまり気にしないタチだが、用意ができていながら、理解がなってない上での損は、この年になるとちょっとショックである。結局本日はパラアンカーの出番はなし。

 写真は程よい追い風でかってに開いて帆走の力を借りている状態。左右に走っているのは開ききらない為のロープ。向かい風だと左右のロープの固定位置までしぼんで落ち着く。最後端の太いロープを張るとポールが固定され、かつ張ったロープで帆が反対に回るのを防止。最低まっすぐの風見鶏状態。緩めると自在に回り込んで横風の力を逃がす。更に強風追い風時は、進行方向がふらつくので、手で手前に倒す。ポール基部はコーナンの手作りコーナーにある折りたたみ机の足1つ。ひっくり返して、左右2点を積荷ロープとカヤックのロープ穴を使って半固定。ポールの前後方向はロープを最後端の滑車を通して、コクピット付近で仮固定。左右の細いロープは合わせて引くとスパンカーの角度が広がり、緩めると両サイドのバーの重さでまっすぐ後方に下がる。