シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

夏休み

2007年07月24日 | 釣り
 来週、再来週は用事で行けない。しばらく行けない後は、イケナイ高知遠征。

 最近形だけになりつつあるカヤックでのアカメ狙い。今年の予定は、発砲スチロールの手製デカバイブレーション。サビキでゲットのボラの呑ませ。
 前回はFRPカヤックが太鼓のように音を響かせるので、パドルからロッドへのもちかえで魚が散っていたと思う。流れに逆らったり、さ迷う時間が大きく釣り時間が短かった。
 今回はシットオントップとアンカーで定点確保。ルアーに固執せず、定点で二刀流を試したい。浅いところが多いので、フィンが心配。竹の棒で底を小突きながら進む必要が出てくる。

 河に魚っ気がないとあっさりK島へ。ジグでカンパチ、アオリイカのゲソでタイやオジサン、フエフキダイ、その他名前の知らない色々な魚。民宿経営の飲み屋さんの晩飯が楽しみ。最近はこっちが本命。

 但し、高知にいったん足を入れると、ガシガシ考えてたことがどうでも良くなってしまう。目覚ましを知らずに止めて寝過ごしても、自分に腹が立たない。寝ている間にアカメが釣られても地団太を踏まない。時間いっぱいキャスティングし続けるとか、まずできない人間になってしまう。一通り、知った人の顔を見て少しだけ話しをして、他は何も成果なしのときもあった。それでも不思議に満足してしまう。そういう意味ではお勧めである。

お見送り

2007年07月24日 | 釣り
お見送り

 撤収途中、漕いでいると、上から10m付近でちらちら反応が出るが、ストップしてサビキを入れるころには反応が消える。ジグでもいっしょ。無視して漕いでいると反応が出て更に浅くなってくる。うしろでバシャッと音。ふと横を見ると30cmほどのツバスの群れ。触れるくらい近くに左右それぞれ見えている範囲で10匹ほど。

 自分に害がなくかつ大きい生き物にくっついて、身を守る習性だろう。食っても旨くないし、漕ぐ速度を落とすとたぶん散ってしまうだろう。こっちの魚は釣りでなくデジカメで獲る。なんとも説明なしでは分からない写真。

 そうこうしているうちに、カタクチの群れに浮気して宴会を始めている。無邪気ですばしっこく、したいほうだいな感じが溢れている。大きくなって魚探にしっかり映って、自分が落としたジグにがっぷり来て欲しい。

キラキラの効果確認

2007年07月24日 | 釣り
③キラキラの効果確認

 いつも艤装を含め、参考にしているマイボート釣りの雑誌の中に、カートップボートの巨匠がフラフラにワームと青イソメをつけて効果を挙げている記事があった。

 こっちはキラキラに鯖短冊で挑戦。キラキラ12cmに鯖を足して15cm以上のサイズ。インチクも錘をあわせると同じぐらいだから気にしない。ユルユル巻き上げると反転流で鯖短冊単品より明らかになまめかしく動いている。

 最初、鯖なしでアコウゲット。自信はついたが、鯖を付けると当りが急増。鯖がなくなってから時間があれば、単品で攻めることにする。あちこちでアコウ4、ガシラ4、メバル1。ベラは鯖なしでもキラキラを齧りにきて掛かってしまう。数は少ないがサイズはすべて納得サイズ。帰ってからの処理も楽だ。鯖単独だと浮き袋が飛び出したガシラが、大小ゆうに15~30は釣れてくる。ビッグベイトはガシラとくたくた親父に優しい。

 仕掛けはジギングそのまま。スナップ以降、ホゴ用棒錘20号、より戻しとリーダーはフロロ4号40cm。キラキラは30ポンドナイロンで針、キラキラ材を連結し、複数作りおきして、ループツーループでリーダーと連結。多少針が口の中に入っても30ポンドリーダーが頼もしい。針は時々ツメに立てて確認し、砥ぎ直しする必要あり。

 中層の反応の後、タイらしき段付きの引きで、しばしドラグでやり取りするがバレた。タイは釣れたことはあるが、きっちり狙って釣ってみたい。その他、穴に飛び込まれること2回。すべてとっていれば納得サイズ12匹のはず。

 グリグリガチャンではできるだけ短く早く動かすので、ストップに当たりが集中する。その際の異変のキャッチ、飛び込む直前のカウンター合わせには自信があった。でもこの釣りは、上まで付いてきても怖がらないサイズの魚が選べる半面、ごそごそ当たり続けるので、どこでカウンターを仕掛けるかが分からない。へたに合わせると続きがこないし、ほっとくとぎゅぅぅとティップが入る。魚の重さが乗ると確かににんまりするが、「もうええんか、ほんじゃああげるで」って感じである。そのうち、着底直後の緊張が緩んでしまい穴に飛び込まれる。

 ピタッと止まった餌を口に入れたらしい「ん?」と、穴に持ち込む直前を察知してカウンターで「ドスンッ」。ルアーか餌かでなく、何がゲームかというとこっちに軍配が上がる気がする。潮がゆるい中、グリグリガチャンにキラキラを使って底を刻みまくるとただのゴチャゴチャになる。反転流板だけサバの上につけるか、幅広の素材を少数つけるのもありだろう。

 ルアーにこだわる場合はどんなワームでもいいと思う。スロー、バルキーが欲しい場合は、ワームボリュームやキラキラ材の密度を増すより反転流板を1.5cm角よりでかくすると、モワモワと動き幅が太くなる。反対に早く引いてぴりぴり動かしたいときは、1cm角より小さくする。

 キラキラ材長さ、大きめにたくさん作って、現場で泳ぎを見ながらはさみで刈り込む。一日通して5つ消費したがテレビを見ながら余裕で作れる。写真の口元のそれは品祖に見えるが、泳ぎのボリューム感は幅2cm近い。