シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

7月6日 海をてくてく3 (カヤック・シャーク)

2008年07月08日 | 釣り
カヤック シャーク


 動画で紹介した、50gあるジキルとハイドのキャスティング・ミノーを中層に流しながら、先端付近に戻る。

 すぐに、ロッドがグワッシ!!「ギャギャッ、ギャッ、ギャーッ!」とドラグが鳴る。

 スプールを押さえて、ロッドをタメて合わせのつもり。

 鋭角で早い動き、ジャンプしないけど、20~30mのダッシュを数回繰り返す。

 さっきのお友達か? やっぱり「神」は微笑んだか?

 ロッドを持ったまま、漕いでラダー操作し、波を正面から受けてやり過ごす。

 周辺の状況、対処等が整理できるまで、ドラグゆるゆるが鉄則(底釣りは別)。

 ドラグを少しいじり、漕ぎながら接近。

 相手は底で、グッとタメに入る。

 なんとなく、相手が分かってしまった。じっくりと付き合います。

 微笑みましたね。私より良い歯並びで・・。

 さっきのシュモクとは別のサメ。更にサイズアップ。1.20mほど。

 ベイトボールを自分で作って、単独でアタックをしかける種類でした。

 今年のヤツは船のそばでもカメラのフレームに入る。去年のヤツはフレームに全部入らなかったので、もっとでかかった様です。

 フカヒレ、湯引き、歯の骸骨。色々考えながら、水面を引きずって移動を開始しましたが、サメが一休みしてはドラグを出して暴れる。
 軟骨魚類なので、えらを中心に180度首が曲がり、ルアー回収は無理と思ったほうがいいです。
 うっかり怪我して漕げなかったり、血を流して状況にいらない変化を起こすわけには行かないので、結局、ルアーをプレゼント・フォー・ユーしてお別れしました。

 やっぱり、持て余すわ・・。


 大阪からETC100km圏内にある「ウォーター・サファリ」

 たまにやりたくなる蛮行。私は半分確信犯・・。

「Touch The Sea」 やってみたいと言う人、ココロしてどうぞ。



 カヤック・シャークの後は、やっぱり温泉入ってなんぼでしょう。

 わずか10kmほど戻って、温泉に入りました。500円。
 露天風呂で汗かいて、クーラーの効いた部屋で、夕方の海を見下ろしながら涼む。
 堤防で日中釣りをしてたおっちゃんがトボトボ撤収。代わりに、兄ちゃんがやってきてエギをキャスト。そこそこ良いサイズをポンッとゲット。

 トボトボのおっちゃんと、自分がカブる中紀の海でした。

7月6日 海をてくてく2

2008年07月08日 | 釣り
カンパチ・エスコート


 家には、どこに行っても、相変わらずのガシラ、1ダース程を確保。

 ずーっとこのままで、本日、終わってしまう予感。


 現状打破とブログネタの一石二鳥にでる。

シュモクザメにルアーを投げる。定速で引くと、サメが追撃開始。

ここでトゥイッチ。めんどくさそうに、「プイッ」と向きを変えた。

「ゲッ、いらんことした。」 なんちゃってミノー、生みの親がヘタクソで、サメに見切られるの図。


 数キロ戻って、漁港の近くでアオリでもしようか・・。

 気持ちを切り替えるつもりで、勢いつけて漕ぎ出すと、何かが底から「ドコココッ」と突っかかる。

「ゲッ、サメか?」

 野良犬みたいに、こっちが逃げないと何もしないのに、逃げ出すと気持ちが優勢になって、噛みに来るってやつか?

 後ろを見ると背中が見える。サメでなく青物。カンパチ。結構なサイズ。70~80cmほどか? 時折当たりながら、ぴったりカヤックに張り付いて移動。

 漕ぎながら、ジグやミノーを目の前にたらしてみるもシカト。

 手が届きそうで、届かない。ここでルフィーみたいに手が伸びたら、カナヅチになってもいいかも?

 お友達に期待して、止まってジギング。さっきの子はいなくなる。ジグには来ない。
 移動。「ドコココココッ」。背中の細かい模様で分かる。また、さっきの子。

 また、お友達に期待して、止まってジギング。またいなくなる。ジグには来ない。
 また移動。「ドコココココッ」。またまた、さっきの子。

 デジカメ目線が、どうしたら良いかわからず、うろたえて泳いでおります。

 4回ほど繰り返しました。半分、帰って来ちゃった・・。

 どこかの釣り番組みたいに、このままでは終われなくなって、岬側へターン。

すると、その子はいなくなった・・・。

 サメがイヤで、ただ、大きな無害な生き物について移動したかったらしい。

 有害になれない自分が悲しいが、まあ、カンパチ・レディを安全地帯までエスコートしたってことで・・。
 
 役に立ったんだし、何か、いいことあるかも。

7月6日 海をてくてく1

2008年07月08日 | 釣り
カヤック・トロールの準備


 天気予報では6日、中紀が安定。風は弱く向きは回転する。
久々に財布に優しい、ETC100km圏内のとある岬へ。

今回テーマは、
①同じ海域の船情報で見たオウモンハタ(和歌山ではアコウ、イギリス)を釣る。
②自作ルアーでシイラ。
③ひょっとして、いやたぶん、あのお方を釣る。

 いざ海に出ると結構なうねり。風の方向によって刻々と変わり、沖のタンカーの引き波が何故か減衰しないで到達する。近場でガシラを釣って終わる予感。
 底は比較的ハードだけど、これといった根がない。キラキラ・ネオ+サバで探る。
少し離れてシュモクザメの1m級がウロウロ。100mほど離れて、素潜りで貝漁。ここでは、普通の光景。
 6,7回来ているが、サメは4回見ている。4月(FRPカヤックのとき、ガシラの入ったスカリ網にまとわりついた),9月(釣った),11月(単独でベイトボールを作ってアタックするのをイカ釣りながら観察),7月(今回)。
 結論、マンイーター級はいない(と思う)。
 サメはここでは住民であり、シイラはビジター。

 サメの徘徊で、シイラ、ハタは沈黙の様子。
 移動でトローリング、定位でジギングをするが、無反応。
ルアーのキャスティングチャーター船も、目標がなく苦戦の模様。

 3隻ほどの漁船が歩く速度で移動しながら、寄せ餌のきびなごを撒いて、針付きをポイッと数m投げる。船についていけば、餌を追わずに楽に食えると学習させて釣る漁。

 あっ、釣れた。メジロか何かの60cm級? 

 ベイトの群れが、時折浮上しては、水面でのんびりお食事。漁がある日は安息の日。いいサイズがいるにはいる。しかし、緊張感のないベイトを見てしまうと、ルアーを動かす気持ちが萎える。

 ここで、サバのグリガチャ に変更。ババッと動かしても釣れないので、錘だけ浮かす方法。ぽつぽつとハタ期待でガシラを釣りながら、波、サメ、漁船を観察。