シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

8月29日 魚津をてくてく

2010年09月01日 | 食う
ケーブル待ちの間に、魚津のビジネスホテルを予約。直行する。

同じ名前の旅館が2つ。最初、間違って高いほうの別館を尋ねる。

若い管理人が出てきて、家族でやってるらしい安い側に案内してくれました。

笑顔の可愛い富山美人。すぐにさいならするのが惜しくて、旨い店を教えてとお願い。

周辺ガイドブックを出して来て、相談に乗ってくれました。

ついでに、「僕一人なんで、晩御飯いっしょにどーですか?」

と、頭の中で独り言・・。ここでもあかんたれや、自分。

  

もらったガイドブックの店に行く。

宿は安いし、彼女の笑顔で9割程宿泊費が帰ってきた気分。

躊躇せず頼もう。



蛍烏賊沖漬け、シロ海老掻揚げ、シロ海老、ブリ、バイ貝の岩塩焼きを頂きました。



バイ貝旨し。



〆は、ハラスイクラと言うご飯もの。
土鍋で鮭の油が染みたご飯が旨いのなんの。



最後は、土鍋のおこげをこそげて、ダシでサラサラ頂きます。
おこげの奥歯での歯応え、香ばしさ、最高でした。



おっさん一人では寂しかろうと、板前さんが富山の方言のポスターをくれました。

気に入ったのがひとつ。「おごってやる」は富山弁で「だいてやる」

会社で堂々と美人OLに、「今晩、だいてやるからついてこいや」
言われたOLも、「やったー! 友達もう一人連れてきても良い?」
「ま、一人ぐらいやったらエエでぇ」

なんともウハウハな会話が楽しめるのでありますな。

若者が富山に転勤したばかりのシーン。
トイレで並んで何気に上司に誘われる。
「今晩、だいてやるからな」
「どぇ~~っ、マ、マジですか!?」
普通に言われるほど真に迫るものはない。

出世したくとも、間違っても勝負パンツは買わんように。

そんなこんなで夜も更けて。


8月29日 立山をてくてく

2010年09月01日 | 山歩き
30日、魚津で仕事。

周辺を検索すると、ドン深の富山湾と立山黒部アルペンルート。

いろいろ調べるけど、釣りのほうはぱっとしない。暑いだけになりそう。

山だけターゲットにして、土曜日19時半出発。お初の第二京阪を使って富山へ。

0時半に立山駅着。気温22度で快適仮眠と思いきや、じいさんが深夜に体操だストレッチだなんだで徘徊する。車の扉の音がやまず良い迷惑。深夜ぐらい弱って欲しい。

5時からケーブル駅にならんで、6時オープン。6時40分のケーブル切符をゲットしてバス経由で8時に室堂ターミナル。

トイレで小爆弾を投下して、いよいよ雄山へ。

ブログ等を拝見すると、だいたい午前中が勝負らしい。

往復で3時間50分らしく、昼から観光タイムとする。初めてなんで、後半は人に聞いて決める。




まだ少し、雪が残ってました。
帰りは雪解け水でタオルを絞って首に巻くと良いです。



だんだん高度が上がると一帯が見えてくる。



いよいよ崖道。
人がまばらなんで、自分のペースで休み休み行く。



空気が澄み切り、カキンッとした景色。鷹の目になったみたい。



ルートはあるようでないような。浮石は要注意。へたに崩すと下の人が怪我します。



あっと言う間に到着。ここで9時10分。
参考にした公式ガイド、相当余裕みてあります。



雄山神社でお約束、朱印をゲット。



上で御祓いしてもらって、さてどうしよう。

大汝山へのルートに入る場所で、紫外線対策のフェイスマスクからすべて黒尽くめの、まさしく女九の一に遭遇。

この先のことを聞くと、「両サイド絶景の中、約3時間の縦走は最高に気持ちいいですよ!!」と澄んだ瞳でキラリ。かっこ良すぎ。

ネットによると混むと帰れなくなるとかあったし、観光エリアをいっさい知らない自分。
躊躇してる間に、九の一はさっそうと消えました。

2010822 061


下には黒部ダム、湖が見えます。
山の名前はわかりませんが、雄山3003mのパノラマ。



下を見て歩く時間を気にしながら、もう少しだけ行っとこうと、大汝山を目指す。



パソコンのデータが飛んだ経験を生かして、写真はブログに全部載せちまえぃ。





大汝山直前で、景色等、わかったつもりで引き返す。

人がどんどん増えてきて、下山時、登りの列を待つこともしばし。
列になってしまうと、かなり時間が掛かりそうです。



難なく下山。ちょいと物足りないけど、山のあとはやっぱこれだな。

これから登るチミ達に、不健康なエールを送ろう。



コンクリートのまっすぐ下りは足に来るんで、ジグザグ歩きで足の負担を散らしながら歩く。

リックのポッケにゃ缶ビール。後ろから見れば千鳥足?



立山の小屋で昼飯。11時半。

メニュー少なし。カレーに生ビール。

二軒目? いやいや、はしごじゃないよ、水分補給だよう。



さて観光。地獄谷を目指す。



地獄谷到着。

いくつかある池もそうですが、上からスカンッと眺めた後、歩く速度でじわじわ近づいて間近で見る意味、あるんかい? 

女九の一について行かなかった自分を激しく後悔している中年親父、地獄谷に八つ当たり。



ミクリガ池温泉に入る。

日本一高い場所にある温泉。

熱くて長風呂できないけど、脱衣所を抜ける風は天下一品でありました。

ここは、富山のシロ海老やゲンゲなど居酒屋風メニューがいっぱい。

最初からここにすれば良かった。

三軒目? いやいや、水分補給はこまめにだよう。



地獄谷から上がってくる風が最高。

気温18度。ソフトクリーム食ってじっとしてるとやや寒し。

一時間以上、ただひたすら風になぶられておりました。

下界は35度。帰りたくない・・。



14時過ぎ、山がガスってきた。

降りて来いよ、女九の一。俺と水分補給しよ!

かってがわからないので、14時半からバス待ちして、またケーブル乗り場で待って・・。

立山駅は17時ぐらいでした。

懐深い山々と、私以外の人達の日ごろの行いに感謝。

さて、魚津のどこで飲もうかな。