シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

7月7日 海をてくてく

2007年07月08日 | 釣り
7月7日 海をてくてく

 最近、今までにないペースで釣りに行っている。
 やはり自分のブログが刺激のもと。何かしないといけないと感じる。ただ前回の予報、後2mは間違いなくパスの天候。船の安定性、スピードが増したといっても、楽しめる日を選び、集中していい結果を出すべきだと思う。特に日本海は費用がかさむので、とりあえず行く行動は避けたい。週間予報では雨、小潮。今回はパスと思っていたが、週末になって前回より波、風弱し。前よりマシの条件に飛びつき、また行ってしまう。
 海上、北風強し。スパンカーの取り付けを間違えたまま出航。角度を固定できず効きが弱い。海上でカヤック後端の金具に手を伸ばそうとするがぐらついて怖い。あきらめる。
 狙いのポイントは、潮も風も同じ方向。糸は前に斜め。パラアンカーでもどんどん流れて忙しい。
 水深50mでも30cmもあるベラの猛攻。水深でベラをパスできないとツライ。処理が大変なのですべてリリース。それを目当てにウミネコがなついてくれるが、目が怖い。声がうるさい。前のカヤックの時、網にいれた魚に飛び掛ってきたことがある。トンビがウミネコを蹴散らして、水面のベラをさらう瞬間を写真に収めたいが、今日はいない。
 今回釣果はサバで青ハタ4とガシラ4、キラキラでメバル1。リリースはジグでエソ3、トラギスとベラ多数。風で釣り自体の時間が短く感じた。
 でも釣り自体は、結構充実。パラアンカーをあきらめ、魚探で根を確認し、漕ぎながら仕掛けを落とす。誘いを掛けながらも漕いで位置修正。線でなく点の釣り。足はエンジン、片手でロッド、片手でラダー操作。そう、手が空くといっても片手。リールのハンドルは右、ラダーはカヤックの左、いっしょに触れないし、ロッドをホルダーで固定するとたぶん魚が掛かっても穴に飛び込まれる。手が忙しい。この場合も風に立つ機能は重要で、放置状態で風に対して横を向くと、ラダーで90度修正しないと戻れないし、流される速度もたちまち速くなり糸が斜めになる。魚が掛かって上げている間に20mは移動している。
 その中で、ダイソーでゲットした光ものを使ったフラフラ、名づけてキラキラがかっこいいメバルを1匹連れてきてくれた。決め手はキラキラ本体か、弱気でつけたサバ皮か。

6月30日 海をてくてく

2007年07月02日 | 釣り
6月30日 海をてくてく

 29日天気予報、日本海側、明日は波1m後2m。風の向きは西から次第に北に変わる。和歌山は終始1m。迷っていたが最近は和歌山でのアオリに対する自信喪失、日本海でのアコウ好調から、早上がりを想定しながら日本海へ。魚探や車載の不具合も解決して万全。
 現地8時出航。雨上がり直後。海上北西風強し。いつものポイントは北西風の通り道を30分横断する必要がある。午前中はうさぎが飛ぶ直前の状態。ポイント周辺は風裏も選べるが、帰りは風の通り道を横断する必要がある。
 風裏になる半島東側で時間つぶし的に釣りを始めるが、岩礁が浅く、ベラの猛襲。途中ポイントまで行けそうな気がして、3回直前まで行くが、後2mの言葉が頭に浮かんでは引き返す。ここで10時。渡船が磯の釣り客を回収している。沖は大荒れ。
 このまま風裏の半島東側を、先端まで探っていくことに決定。風が北に変わった時点で、即撤収と決めておく。潮が沖向き、風が岸向き。スパンカーとパラアンカーの使い方しだいで、大体の位置をキープするのに体力を使わない。2年ほど前に釣りをしたエリアだが、良さそうな割にはダメだったので、期待薄。でも昔と今では釣り方が違う。天下の宝刀、サバのグリグリガチャン。魚探で確認するも中層の反応や、水深50m前後の岩礁帯に遭遇しない。結局浅いところでガシラ1ベラ2のペース。餌の消耗が激しい。だんだんと気分は撤収モード。
 12cmほどのアジがスレで掛かる。餌が皮だけになると、いろんな魚がアタックしてくる。まさしく「これ使えよ」と海の神様がくれたようなもの。サバの代わりに海底へ。強い向かい風の中、パラアンカーで30m程の平坦な底をじりじりと流す。
 すぐに「ガツガツ」としたアタリ。少し送ってジワリと持ち上げる。ズッシリと来た。45cmのアコウでも平気でリフトできたドラグ設定で、ハンドルだけ空回り状態。絶対にシイラを除いて過去最大を大きく更新するサイズ。糸が出るほど走らないので青物ではない。少しドラグを強めてじりじり浮かす。まさしくメイクドラマ。大物仕留めて早上がり。今晩は山歩きの会の寄り合いがある。「いやあ、こんなもんですわ」と、皆にふるまって、カヤックで釣りをする変わり者から、デキル人に代わる自分が頭に浮かぶ。
 がしかし、残り10mほどでテンションが抜ける。反転か何かの際に、フロロ4号が歯かエラに掛かったようだ。それとも少し送ったのがいけなかったのか・・。6号フロロも持っているが、直前で変えることもしなかった。こっちのほうのメイクドラマかい。
 久しぶりに熱くなった。ジギングに精をだす。確かこの辺だよなという周辺を繰り返し攻める。餌でも試す。1月ほど前、穴に入って糸を切ったガシラが1分もしない内に、もう一度掛かったことがある。針が2つとサバ切り身が2切れで口いっぱいになっていた。相手の正体は不明だが、針が口に掛かった状態で、次の獲物を襲うことは充分考えられる。
 昼過ぎから3時間ほど、その周辺であれこれやって時間いっぱいの16時に撤収。
ガシラ11。ベラリリース多数。
 次回、少しダメな時は、まずサビキでアジをキープしようっと。でも実は今回も、サビキと塩ビパイプで作ったベイトタンクは搭載していた。海上でモノに不足はなかったが、起用する頭がなかった。2年前は小アジ至上主義だったが最近のサバ新興宗教が邪魔をした。
 朝から一日濡れっぱなしで乾くことがなかった。水分補給も1リッター止まり。温泉が脳裏に浮かぶも夜の寄り合いの為、着替えだけで高速道路へ。