退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

7.21

2019年07月05日 04時01分37秒 | 時事問題
参議院議員選挙の有権者数が総務省から発表されました。

いつも問題になる1票の格差は、最低福井県を1とした時の宮城県がトップで2.998だと書いていました。



かつて、5倍前後の差があった参議院議員選挙の1票の重みが、前回の埼玉県3.08を最後に3倍を下回りました。

公職選挙法改正の努力が実った結果でしょうか。


最高裁判決では、衆議院議員選挙では3倍、参議院議員選挙では6倍を違憲の基準とする旨の判例があるそうです。

マスコミの論調もこれで良しとする空気に流れていないでしょうか?

世間の空気も問題視しない感じ。そもそも本来2倍を超えたらおかしいでしょう。 理想でしょうがなんか納得いかない。


投票率が5割を下回る現状だから、関心もないのでしょう。



だいぶ前に、野田首相が安倍総裁の口車に乗って、抜本的な定数削減を条件に解散した記憶があります。

その結果、民主党が敗れ自民党政権になりました。

定数は?


参議院選挙では、「10増10減」や埼玉県の定数増により、かつてのような異常な状態は脱しつつあります。

でも、そもそも国会議員はそんなに要るか? 

肩書だけの名誉職になってない?

あの解散の時の約束は有耶無耶にされたままのようです。




訳の分からない議員が出てきたとき、マスコミは当事者を糾弾しますが、それを選んだ選挙区民の責任は追及されないのが不思議です。

私も「この禿~!」って怒鳴った人を選出した選挙区なので、責任を感じている…に近い感じです。(自分が支持したかどうかは別として)






どうやら今回は、「頭の中がカオス状態」のようでした。



毎日新聞の記事に
『今回は格差が3倍をわずかに下回ったものの、「3倍では違憲だ」とする批判も根強い。法改正に伴う定数の増加などには批判もあり、今後も見直しに向けた議論が求められそうだ。』
というコメントがありました。救いでした。


あっ、今回は不在者投票を経験してみたいと思います。
興味半分で利用する制度ではないとは思いますが、「興味を持つ」ことが重要視されている今、意味もあるのかなと思います。