退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

緊急事態宣言

2020年03月04日 07時07分42秒 | ニュースより
『緊急事態宣言』って何かなと調べてみたら、「非常事態宣言と緊急事態宣言は同じ」と云うことらしい。
ことばから受ける印象が違うための使い分けのようです。

WHOは1月31日、中国から広がっている流行性ウイルスに対し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

野党から『緊急事態宣言』公布を求められたが、「今はまだその状況では無い」とのこと。
北海道やロサンゼルスなど、都市単位ではあるようだけれど国ではまだなのでしょうか。


ところで、PCR検査が医師の判断だけで受けられない実態は、検査をし易くすることで体調の悪い人が医療機関に押し寄せると混乱するという見解。

これはどうも不自然。
どう見ても感染者数を押さえるためとしか考えられない。



「感染が広がった際は、民間でもできるように対応する」と言うような発言(いつだったか時系列が思い出せないのだが)。

これは、

「感染者が少ないから、重傷者のみの検査です。今疑われる人は我慢しなさい。」

という体の良い『切り捨て』に聞こえる。


「広がったら・・・」の相変わらずの後手思考。



これは、後手に回らざるを得ない何かがあるのか?



先日、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド氏(カナダ)が7月24日開幕の東京五輪の影響について「1年延期」の可能性についてコメントしていました。

突然なぜなの?・・・

穿った見方をすれば、トーマス・バッハ会長が直接言うことができないので、最古参の委員に言わせたIOCの見解にも受け止められる。


緊急事態宣言を出すと、海外に発信されて日本の印象が悪くなる。
PCR検査を徹底して感染者数が増えること、これも然り。海外に発信されて日本の印象が悪くなる。


あわせて考えると、オリンピック実施が大きく関わっているような気がしてくる。


そう言われてみれば、招致のプレゼンで福島原発の汚染水問題に対して、「状況は完全に制御されています」と言ったことや、リオの閉会式でマリオに扮したことなどを見ると、『オリンピック開催国の首相』への拘りは強いものだった。


考えたくは無いが、オリンピックがコロナ感染対策にブレーキを掛けていたとすると、平和の祭典がいたたまれない。