先日の総理会見の評価があまりにも低かったので、今回はLIVEで見てみました。
私の理解力が低いためか、何を言っているのか解りづらい(聞き取りづらい)。
今までやったことの報告や、コロナ対処法は専門家の提言も出ているので簡単で良いと思う。内容に新鮮味がなかった。
知りたいのは、今後どのような方針で臨むのか、短期長期のビジョン考えを時系列での説明でした。今後状況が変化する可能性があることで、方針がハッキリ出せなかったのか。
変化した時はその時点で変更内容を示せば良いのだと思う。
「新型コロナウイルス感染拡大における会見」というようにテーマがハッキリしているにもかかわらず、全てが「所信表明演説」のような漠然としたイメージだった。
総理の話がわかりづらいのは、
・話す内容を持ち合わせていない(解っていないから自分の言葉で言えない)
・話し方が下手
・あえて解りづらくして言葉尻を追求されたくない
など考えられるが、一番の原因は「国民が何を知りたいか解っていない(リサーチしていない)」ので、記者の質問の範囲でしか回答できないからだと思う。
ついでに云うと、記者の質問も良くない。
総理のレベルを理解していれば、もっと解りやすく質問してあげないとその真意(あるかどうか解らないが)を計りとれない。
内容だけでなく(端的な)文言も含めて事前の準備をしっかりしないと、限られた時間が総理の回りくどい言い回しで削られてしまう。
テレビを見ている中では、二の矢の質問が出ない。リサーチしないアンテナが低い総理なのだから、記者が質問を通して国民の憂慮を知らせないといけない。
記者が自分の質問だけに囚われて、二の矢を放てるだけのレベルに達していないのでは。
最後に、このような時の総理の会見なのに、NHKが最後まで放送しなかった。国会中継はダラダラ放送しているくせに。
伊達にチャンネルを複数持っている訳ではないのだから、放送する義務があるでしょう、国民が見るかどうかは別にして。
全体にリーダーシップを示したいという意気込みがあった前回に対して、それがコケてしまったあとの今回は、意気が弱かった気がします。やはり、唯一の目的は自分がリーダーだと云うことを示すことだったのかと感じました。