退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

またまた情報について

2020年08月22日 05時17分13秒 | ニュースより
こんな情報公開に何の意味があるのだろうか?

<専門家会議 発言録ほぼ黒塗り>
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6368947



日本政府は 『記録・情報』 について、どのようなモノと捉えているのだろうか。


『記録・情報』 は国民が共有すべき財産ではないだろうか。

ところが、現状はそれぞれ行政の 『独占所有物』 なのではないかとさえ感じる。



あの記録は、何のためにあるのか? どんなことに役立てるのか?

あの黒塗りの資料を出すことは、あまりにも請求者を馬鹿にしている。

「出せない」と云われた方がスッキリする。

『情報公開法』 の趣旨を理解していない。






全て「御上に任せておけば良い」「御上は間違えない」・・・という大原則の上に物事が進んでいる気がしてならない。







御上も間違えるし、御上も改ざんする。


特定の機密文書、例えば外交・国防そして利害が絡む現在進行形の政策(地価の高騰が予想されるインフラなど)を除いて、請求があれば「全面公開」で良いのではないか。
今挙げた項目ですら、数年の時が経てば公開して良いでしょう、すでに過去になっているのだから。


何か都合の良い時だけ『プライバシー保護』などと云っているが、詭弁でしかない。


ましてや、『公正な意見交換が妨げられる・・・』など論外。

各分野の専門家が、その専門知識を元に意見をぶつけることに何のためらいがあるのだろうか。


問題はそこではなく、公正な意見交換が妨げられる会を取り巻く『空気』ではないか。


空気の浄化は「官邸」とともに「分科会」「マスコミ」「世論(国民)」・・・どこが必要としているか解りませんが、情報公開こそが民主主義の屋台骨であることは間違いありません。


極論を言えば、日本政府の官僚組織で前提とされている「無謬(むびゅう)性の原則」が横行している限り、政府の政策は向上しないし、日本の民主主義は未熟なままなのだろうと云えるのではないか。


皮算用

2020年08月22日 04時23分10秒 | テレビを見ました

新型コロナウイルス感染症対策分科会が、ワクチンを接種する際の優先順位などを発表した。

ワクチン優先順位議論 分科会
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6368910


以前、加藤厚労大臣が、まだ完成を見ないコロナワクチンを6000万本予約できたことを発表していた。



これは 『捕らぬ狸の皮算用』 では?

それよりも 『するべき対策の予算措置』 と速やかな実行ではないか。


勿論、周到な準備を否定することではないのだが「実行力」は安倍政権のセールスポイントではなかったのか?


普段マスコミに出る回数が少ない加藤厚生労働大臣の誇らしげな記者会見は滑稽でさえあった。


西村経済再生相や尾見分科会長も同じように見えてしまったのは、少し残念だった。



それにしても、田村自民党新型コロナ対策本部長は「実行が伴わない掛け声」と「できない言い訳」のオンパレードですね。