退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

ディープな倫理

2023年06月04日 05時02分19秒 | 本を読みました

富増章成氏の『 ディープな倫理 』という本を読みました。


大学の入試問題に接することで、「ステレオタイプの考え方を打破していこう」という面白い企画の本です。

大学入試問題22題を、1日1題のペースで読もうと決心してスタートしたのですが、なかなか難解で(優柔不断で)3か月もかかってしまいました。

例えば、
『「なる」と「する」について、古今東西の思想家を1人取り上げながら、自由に論ぜよ。(400字以内) 【2013年 筑波大学 文系前期】』・・・という感じです。


内容は、
1章 思い込みを打破する選択肢問題
2章 向かうべき道を指し示す選択肢問題
3章 物事を裏読みする哲学
4章 自分を自由にコントロールする哲学


自分にとって難解な本に出くわすと、同時並行で読む本が増えてしまいます。(本屋さんで衝動買いした本が常に数冊あるので・・・いわゆる「積ん読」です。)

そんなこんなで中野さんの本といいこの本といい、読み終わるまでに本が増えてしまいました。


自分がどこまで理解しているかは心許ないですが、『倫理』という未知の世界を覗き見ることが出来る面白い本でした。(そういえば以前見た、山田裕貴さん主演のNHKドラマ『ここは今から倫理です』という番組も、とても面白く感じてました。)

しかし受験生は大変なんだと改めて思いました。