退職オヤジのひとりごと

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カオスの日々を綴ります

腎臓が寿命を決める

2023年07月04日 15時54分45秒 | 本を読みました

黒尾誠氏の『 腎臓が寿命を決める 』という本を読みました。


自分自身Iga腎症を患って入院し『扁桃摘出術とステロイドパルス療法』という治療を行ったこともあって、興味を持って読み始めました。


内容は、
第1章 腎臓が寿命を決めていた!
第2章 リンが老化を加速する!
第3章 慢性腎臓病はリンが原因の早老症である!
第4章 若々しく長生きするために、いまわたしたちにできること
第5章 見えてきた老化を防ぐメカニズム

 

「リン酸カルシウム(CPP)」は骨をつくる必須の物質ですが、多すぎると骨以外のところで「石灰化」を起こす厄介なものなのだそうです。

加齢と共に減少していく腎臓のネフロン(腎臓内で尿を生成するところ)は血中のリンの量を調節しているのですが、ネフロンのリン排泄量が増えると原尿中のリン濃度が上昇してCPPが生成され尿細管障害を起こしネフロンが死んでいくのだとか。

その結果、腎臓は不全を起こし人工透析をせざるを得なくなるし、そのことで他の臓器はCPPにより重大な疾病を生じさる。

つまり、著者はリンが早老症の原因物質であると説明していました。

 

第4章で「リン含有量の多い食品」とその吸収する割合が示されていました。

それを見て、遅ればせながら食生活を見直してみようと思いました・・・。

 

が、意志が弱いので実践は難しい・・・かな。