退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

非公開の是非

2025年01月18日 06時14分00秒 | ニュースより

気になる記事がありました。

「イチローに入れなかった26人」の理由→「好き嫌い」か、それとも…野球殿堂の権威を揺るがす「投票者非公開」に問われる“プロの記者”の矜持
 


野球殿堂に推薦されるシステムは知らないのですが、記事にもあるように投票の秘匿性が必要なのか疑問が残る。

スポーツ情報番組の企画「プロ野球100人分の1位」では、誰が、誰に投票したか明確に分かるように表示されているとか。


プロがプロを評価する時に、その投票者を非公開にする必要があるのだろうか?

自分の判断に対し説明ができないレベルでの投票なら何とも情けない事態です。


どうも責任の所在を明確にしたくないことと個人のプライバシーを守ることを、ご都合主義で使い分けている気がしてなりません。


記事内のフジテレビの件では、こんな記事もありました。

フジテレビ、中居正広さんの今後の起用「お答えを差し控える」


「お答えを差し控える」の具体的な内容はさておき、記者会見にもかかわらず、映像撮影を閉め出し、内容の公表や入場できる記者も制限されていたとか。

これを記者会見といって良いのだろうか。
「会見をした」という事実を得たいだけのような気がする。

自ら語れる部分も答えないことから、ここで云う外部調査委員会は外部委託された隠蔽機関とも勘ぐられかねない。

 

間違いは、後から認めれば良いのではないだろうか。

その課程が後の世の教訓という財産となる。

 

1月場所結び前の取り組みで、競技審判のミスがありました。
                             
しかし物言いの末、取り直しとなりました。

競技審判のミスを認めたことによる取り直し・・・力士には気の毒ですが、イイじゃないですか。

NHKで録画されていることが影響してるとも云えますが、フジテレビなら隠蔽していたかも・・・なんて思ってしまいました。

 

野球のビデオ判定やサッカーのVARなど、やはり「公開される」ことがミスを減らすことに繋がるのでしょう。


政治資金の流れも「プライバシー」という隠れ蓑で覆っているうちは、改善されないのだろうなと思うのです。