退職オヤジのひとりごと

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自動車の今後

2020年10月28日 11時54分28秒 | ニュースより


興味深いニュースがありました。

中国、ガソリン車を2035年に全廃へ すべて環境車に10/27朝日新聞


中国のような国は、民衆の意見は反映しづらいですが、首脳がこうと決めたら実行は早いでしょう。

 

HVで世界をリードした日本のトヨタですが、エコカーの世界はHVからPHV、EV、FCVと推移していきそうです。

 

環境問題を小馬鹿にしている大統領のアメリカでさえ、カリフォルニア州で厳しい目標が打ち出されています。

米加州、ガソリン新車販売禁止へ 全米の最大市場、35年までに 9/24 KYODO


ちなみに
HVとは、ハイブリッド車
日本ではプリウス(トヨタ)、アクア(トヨタ)、セレナ(日産)、エクストレイル(日産)、フリード(ホンダ)、フィット(ホンダ)、アクセラ(マツダ)など

PHV(PHEV)とは、プラグインハイブリッド車(ハイブリッド車で外部充電が出来るもの)
プリウスPHV(トヨタ)、アウトランダーPHEV(三菱)

「EV」は、自宅や充電スタンドなどで車載バッテリーに充電を行い、モーターを動力として走行する電気自動車のことです。
リーフ(日産)、i-MiEV(三菱)

FCVとは、燃料電池車で
水素と酸素の化学反応から電力を取り出す発電機構で、これで得られた電力をモーターへと送り、動力として使用するものです。エンジンを使用しないので二酸化炭素は出しません。
MIRAI(トヨタ)、クラリティ FUEL CELL(ホンダ)

です。

 


EVで後れをとった感のあるトヨタですが、いよいよ電動化にシフトチェンジするようです。

「レクサス」全車種電動化へ、トヨタの本気 10/23  日刊工業新聞

 

 

 

ところで、EV(電気自動車)が本当に環境に優しいのでしょうか?

そもそも電気は発電所で作られます。そこではいまだ化石燃料に依存する現実があり、決して電気がクリーンエネルギーとは云えない面もあるようです。

 


ドイツが面白いデータを発表していました。

 

 


やはりEVの場合、100%再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱など)によって作られた電気の場合のみCO2の排出はぐっと低くなるといえそうです。

 

 

 

 


図表はドイツの電気がどういった燃料によって作られているか、発電所の割合を示したものです。

 

 

 


総発電量における再生可能エネルギーの割合こそが、環境問題に対する国家の姿勢を示す気がしてきました。

 

 

今回、原子力に関しては調べていません。

原子力は発電以前の課題が山積だと考えたからです。

 

 

 


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