NHK岡山放送局から面白いニュースを見つけました。
岡山発「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」 子どもたちが降りたくなくなるバス「レジャーバスポット」誕生【両備グループ】
これは「座席で運転手体験」や「降車ボタン押し放題・整理券出し放題」「健康な未来 考えバス」(降車ボタンを押すと「明日は1区間歩いてみませんか?」と言われ前向きになれる)など、バス内でいかに楽しんでもらえるかを工夫したものです。
公共交通機関としての「補助金」だけに頼らず、様々な工夫を駆使して苦境を乗り切る・・・、立派な経営姿勢だと云えます。
公共交通機関の経営戦略では銚子電鉄が有名です。
やはり苦境を逆手にとり、自虐ネタ「ぬれ煎餅」「まずい棒」のヒットが記憶に残ります。
有能な経営陣が居ると、組織は苦境を乗り切れるのでしょう。
日本も会社にたとえれば「経営危機」と云えるでしょう。
日本の経営陣も色々知恵を絞ろうとしているのでしょうが・・・。
打ち出したものの1つに「酒税の変更」があります。
ビール・発泡酒・第三のビールの酒税が2020年10月より段階的変更が始まっています。
350ml換算当たりの酒税補変遷は以下の通りです。
改定前 2020年10月 2023年10月 2026年10月
ビール 77円 70円 63.35円 54.25円
発泡酒 46.99円 46.99円 46.99円 54.25円
第三のビール 28円 37.8円 46.99円 54.25円
なぜビールだけが下がるのかが解りません。財政難なのに。
発泡酒や第三のビールは、『企業の工夫の成果』でしょう。
発泡酒や第三のビールは、庶民が愛飲者の中心でしょう。ビールは富裕層向けとは言いませんが。
みんな一律なのは「平等」なのではなく、「工夫の成果潰し」になるのでは?
国が苦しいんだから金のある人(団体)が出したら良いんじゃないだろうか。
工夫や努力の足りない者が、工夫し汗を流した者から搾取する・・・。(言い過ぎました)
どうもモヤモヤ感が抜けません。
季節の変わり目には、ちょい工夫の内容にしているようです。
バスも路線だけでは、乗車賃は上るばかり。
安全・快適・速さと利便性。
昔は、住民の足でしたがマイカーに。
乗り場の不便さもあります。
企業もヒット商品ですら日々進化させないと生き残れないと聞きます。
時代の変化に後追いで変わっていくのではなく、時代に先駆けて自ら変わっていく・・・。そんなことが求められているのかも知れません。
「原点回帰」などと云って凝り固まった頭脳では生き残れない時代なのでしょう。(これは政治家に向け一庶民からのアドバイスです)
またよろしくお願いします。
企業が努力を重ねて庶民のために安く飲んでもらおうとした商品に税金をかけるのは納得しないです。
庶民は給料が上がらない、物価高で苦しんでいるときこそ安くて飲める発泡酒が慰めになります。
全く同感です。
物作りで売りたい日本の行政が、物作りに冷たくしてどうするんだ・・・といいたいです。
またよろしくお願いします。