日本の『入国管理及び難民認定法』に問題があるようです
入国管理では、「出入国管理及び難民認定法等の一部を改正する法律案」は令和3年2月19日、閣議決定されて国会に提出されました。
転職の自由が広がったところは良いのですが、問題点も多いとのことです
①出入国ともにブローカーを監視する機能が弱く、現状の問題点は変わらないところ。
②家族が帯同できない「1号」労働者の立場が弱く、家庭状況にかかわらず長期単身赴任となってしまう点です。
これらについて、今後も改善の為の議論を続けていかなくてはいけないでしょう。
今回問題としてあがっているのは入管の収容施設で、スリランカ人女性が収容中死亡した事故(事件)があったからです。
体重20キロ減、吐血でも見殺し、女性死亡の入管の闇が深すぎる
そして、その些細がなかなか公表されないことで、様々な憶測が飛んでいます。
なぜ、死亡しなければならなかったのか。原因の究明と入管の透明性が求められます。
日本は難民受け入れの実績が少ないです。
<難民>
難民とは、迫害のおそれ、紛争、暴力の蔓延など、公共の秩序を著しく混乱させることによって、国際的な保護の必要性を生じさせる状況を理由に、出身国を逃れた人々を指します。難民の定義は1951年難民条約や地域的難民協定、さらには国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)規程でも定められています。 ―国連難民高等弁務官事務所
<移民>
国際移民の正式な法的定義はありませんが、多くの専門家は、移住の理由や法的地位に関係なく、定住国を変更した人々を国際移民とみなすことに同意しています。3カ月から12カ月間の移動を短期的または一時的移住、1年以上にわたる居住国の変更を長期的または恒久移住と呼んで区別するのが一般的です。 ―国連経済社会局
お金を落としてくれる訪日外国人観光客には、厚いサービスを行う一方、出稼ぎ来日外国人には、使い捨て労働者扱いのどこか冷たい感じがします。
日本で生きていきたいと決心した外国人に対して、どこかで『純血主義』的な発想が巣くっているのではないだろうか。
そのことが、移民・難民の受け入れ難しくしているのではないかと思う。
日本の難民認定法は、「人道的観点から難民を受け入れる」ことより「犯罪や風紀の乱れを過剰に恐れて受け入れない」ところに立ち位置があるようで残念に感じます。
難民認定 (なんみんにんてい) とは、ある国において当該国の政府から居住許可を得ていない人物(当該国にとって外国人)を本国に帰還させた場合、人種、宗教、国籍、その他特定の社会的集団の構成員であることや、政治的意見を理由に迫害される大きな危機があると考えられる場合に当人を難民と認定して居住許可を与えるための手続・制度をいう。
難民認定申請は当該(危機があると考えられる)本国から命からがら避難してきた人物が行う以外にも、すでにその「ある国」に正式な許可(就労・留学・婚姻など)を得て居住している人物が本国の政変・内乱などを理由として行うこともある。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E6%B0%91%E8%AA%8D%E5%AE%9A
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