<台風による被害者>
台風19号通過後の14日、東京都日野市の多摩川河川敷で路上生活者とみられる男性の遺体が見つかった。18日現在、今回の台風災害で都内唯一の死者とみられる。同市や日野署はこの男性とみられる人を含めて河川敷で生活する人の存在を把握していたという。(毎日新聞)
そんな中で、驚きのニュースがありました。
【 台東区は12日に自主避難所の小学校を訪れたホームレスと
みられる3人について、「住民向けの避難所であり区外の人
は利用できない」などとして断っていた。
支援団体が区に抗議したが、対応は変わらなかった。
避難所の担当者レベルではなく、区の災害対策本部のトップ
レベルの判断で拒否したことが、今回の問題の深刻さを
示している。
台東区では東京都の施設である「東京文化会館」(上野公園内)
も、区の要請によって外国人観光客ら向けに開放された。
都によると、住所にかかわらず受け入れているので、
ホームレスらを拒否することはなかったと主張している。
今回の台風では、都内で過去最大級の計画運休が実施された。
駅や商業施設などが12日の早い段階で閉鎖され、ホームレスら
にとっては雨風をしのげる場所が少なかった。
台東区の上野や浅草周辺では、ビルの入り口などでうずくまり、
風雨に耐える人の姿が見られた。(週刊朝日抜粋) 】
先日、写真を挙げた荒川の河川敷の様子を見に行ったところ、少年野球のグランドや、ネット、簡易トイレ等、無残な状態でした。そこにも、ホームレスの人がいて、藪の中でバラバラになった小屋を修繕していました。あの時、完全に川底に沈んだ場所で・・・です。
簡単に言えば、ホームレス男性は拒否し、外国人旅行者やその他観光客は受け入れたということでしょう。
もし、キャパシティーの問題だったら、ほかに可能性のあるところを紹介するなど、何らかの手を差し伸べるべきではないだろうか。
彼らにとっては命にかかわる問題なのだから。
豊島区では受け入れたが、担当者がインタビューで
「受け入れたが、なかなか綺麗ごとだけではいかない」と言っていた。
常態のホームレスや、失業による一時的なホームレスの生活の仕方について、その是非はさておき、命に係わる危機的な状況下での門前払いは、溺れている人から浮き輪を取り上げるような行いではないでしょうか。
そんな中で、台東区の対応はあり得ないし、豊島区担当者の言葉は、行政の本音を見るようで非常に残念だった。
台風19号通過後の14日、東京都日野市の多摩川河川敷で路上生活者とみられる男性の遺体が見つかった。18日現在、今回の台風災害で都内唯一の死者とみられる。同市や日野署はこの男性とみられる人を含めて河川敷で生活する人の存在を把握していたという。(毎日新聞)
そんな中で、驚きのニュースがありました。
【 台東区は12日に自主避難所の小学校を訪れたホームレスと
みられる3人について、「住民向けの避難所であり区外の人
は利用できない」などとして断っていた。
支援団体が区に抗議したが、対応は変わらなかった。
避難所の担当者レベルではなく、区の災害対策本部のトップ
レベルの判断で拒否したことが、今回の問題の深刻さを
示している。
台東区では東京都の施設である「東京文化会館」(上野公園内)
も、区の要請によって外国人観光客ら向けに開放された。
都によると、住所にかかわらず受け入れているので、
ホームレスらを拒否することはなかったと主張している。
今回の台風では、都内で過去最大級の計画運休が実施された。
駅や商業施設などが12日の早い段階で閉鎖され、ホームレスら
にとっては雨風をしのげる場所が少なかった。
台東区の上野や浅草周辺では、ビルの入り口などでうずくまり、
風雨に耐える人の姿が見られた。(週刊朝日抜粋) 】
先日、写真を挙げた荒川の河川敷の様子を見に行ったところ、少年野球のグランドや、ネット、簡易トイレ等、無残な状態でした。そこにも、ホームレスの人がいて、藪の中でバラバラになった小屋を修繕していました。あの時、完全に川底に沈んだ場所で・・・です。
簡単に言えば、ホームレス男性は拒否し、外国人旅行者やその他観光客は受け入れたということでしょう。
もし、キャパシティーの問題だったら、ほかに可能性のあるところを紹介するなど、何らかの手を差し伸べるべきではないだろうか。
彼らにとっては命にかかわる問題なのだから。
豊島区では受け入れたが、担当者がインタビューで
「受け入れたが、なかなか綺麗ごとだけではいかない」と言っていた。
常態のホームレスや、失業による一時的なホームレスの生活の仕方について、その是非はさておき、命に係わる危機的な状況下での門前払いは、溺れている人から浮き輪を取り上げるような行いではないでしょうか。
そんな中で、台東区の対応はあり得ないし、豊島区担当者の言葉は、行政の本音を見るようで非常に残念だった。
このページ2~3度コメントしようと思って読ませていただいていていたんですが、難しくってキーボードが打てませんでした。
テレビ報道なんかでは幾つか役所の非を言ってましたね。
ごく普通に考えるならばそうだと思います!
私は民間の会社で働いていましたが、お役人さんは規則や建前、前例によって答えが出るようですね。
それが仕事のようです。
ところが、このページの記事では「区の災害対策本部のトップレベルの判断」と「都によると、住所にかかわらず・・・」との矛盾見解もあったわけですね。
たぶん、問い詰めたら「どちらも正しい。特例も適用される」なんて答えが出てきそうです。
ホームレス事情については全くの無知ですが、会社の後輩の国立大出で、会社でもピント外れで会社を辞めて、今、造り酒屋の杜氏(とうじ)をやっている子が、「私は昔ホームレスもやっていました」と笑顔で説明してくれたことを思い出します。たぶん苦学生でも何でもない詩人で遊び人だったと思います。
役人は「公僕(ちょっと古い?)」なのだから、「青臭い理想」を捨ててはいけないと思っています。
『綺麗ごとではいかない・・・』発言も、葛藤が読み取れ、怒りは覚えませんでした。
これも乱暴な言い方ですが、ホームレスは「社会が持つ確率」なのではないでしょうか。
無くす努力を惜しまず続けることとは別に、社会にはそれを受け止める「ゆとり」があってしかるべきかと。
暴論でしょうか? 気分を悪くしたらごめんなさい。
コメントありがとうございました。
昨晩は、会社の後輩のホームレス経験者のことを書いて私のピントが外れたような気がします。
私も基本的には役所の対応について貴兄と同じような立場に立ちたいのですが・・・。
失業者対策も政治の責任ならば、ホームレスも同様な気がします。
実は私はゼネコンに勤めていましたが、現場には元教師の土工さんも居れば、日雇い労働者も居ました。
ホームレスを攻めるつもりはありませんが、ある種の病なのかなとも思います。
但し、民間で働いた人間にとって、元役所勤めの方との物差しの違いは72歳の今も感じています。
自主避難所を訪れたホームレスに対する、担当者やその上司たちには裁量権は全くないのかと疑問に思います。
オーバーに言えば、トランプ大統領流の真似事ですよね。
私も一頑固親父の考え方ですので聞き流してください(笑)