ある老婦人に対する有罪判決が話題になりました。
元ナチス女性秘書に有罪判決 97歳、執行猶予―ドイツ 2022年12月22日14時45分
80年も前の戦時下にあった事柄について、97歳の女性に執行猶予付きとはいえ禁固2年の有罪判決を言い渡したドイツの裁判所。
陸続きの隣国と共存していかなくてはならないドイツという国の強い決意を感じました。
はたして、日本の決意は・・・
ドイツの決意は、先の大戦を真正面から評価したところから始まっているのでしょう。
日本は評価が曖昧な気がします。
そこに、軍備費増加に対して国の内外に大きな不信感を生む原因がある気がするのです。
自主憲法制定を党是とする自民党は、どうしてあの憲法になったのかを突き詰めているのだろうか。
憲法を自国で作ることが大切なのだとすれば、先の大戦の戦争責任を極東国際軍事裁判の判決に任せっぱなしにせず、日本人の言葉で、戦争責任を追及しなくてはいけません。
なぜ300万人もの邦人が死ななくてはいけなかったのか。
その責任は誰にあるのか。
勉強不足のためでしょうか、改憲議論にその辺が全く聞こえてきません。
話しが混乱してきました。
兎に角、衝撃的な判決でした。
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