退職オヤジのひとりごと

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カオスの日々を綴ります

責任は誰にあるのか

2022年05月26日 18時04分03秒 | 本を読みました


『 「責任」はだれにあるのか 』という本を読みました。

副題の「政治家、企業、マスコミを叩けばすむのか? あなた自身の責任を考える。」に惹かれて古本市場で衝動買いをしました。


内容は
第1章 法的責任以前の責任とは
第2章 責任は免除されるのか
第3章 集団責任と自己責任
第4章 国家と国民の関係における責任
第5章 「責任」を論じることの難しさ
第6章 哲学は「責任」をどう考えてきたのか
第7章 「責任」の原理
というものでした。


頑張って読んだのですが、第5章以降は文章もさることながら、「哲学」の知識のない私には難解なものでした。

印象に残ったのは、責任の追及が下品な野心やルサンチマンや好奇心にもとづいてスキャンダルにされている・・・というところでしょうか。

責任は「感じる責任」と「求められる責任」というものがあり、権力者やメディアなどだけではなく、私たちの日常で多く考えるべきものだと知りました。

 

先の戦争責任についても触れていましたので、少し時間をおいてから読み直してみようと思いました。

 


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2 コメント

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Unknown (ごーさん)
2022-05-27 17:04:02
責任はだれにあるのか?追及すると部下の責任は上司にあり、上司の責任はその上の会社にあります。結果は会社のトップが管理責任を負うのが正しい選択だと思うのですが、世の中責任転換をするやつが多いので話がややこしくなっています。
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コメントありがとうございます (退職オヤジ)
2022-05-28 14:37:08
先日、大手鶏卵会社側から現金計500万円を受け取ったとして、東京地裁から吉川貴盛元農相が、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金500万円の判決を言い渡されました。
裁判長から「国務大臣の職務や農林水産行政全体の公正さを害する危険性が高く、非常に悪質だ」と断罪されたにもかかわらず、本人は「政治献金だと受け止めていた」というばかりで反省のことばはありません。
改めて「責任を負う立場」ということを考えてもらいたいと思いました。

またよろしくお願いします。
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