去年の8月16日にここにきて、10ヶ月ちょっと。あと3日でいったん日本へ帰ります。先日に引き続き、ちょっと意外だったこと、思った以上だったことを中心に一年目を振り返ります。
5. 思ったより仕事ができた
授業だけで手一杯かと思っていたら、一年目からやろうと思えば学会に出ることもできるし、論文を書くこともできるらしい。というか、学位を取った先があるのだから、そういう気合でやったほうがいいらしい。先生方もプッシュしてくれます。その代わり学期と学期の間も休憩はできません。まあ、仕事と同じですから、それで文句はないです。2年目の以降の学生に話を聞くと、多くはこの夏一度も帰国せず、あるいは郷里に帰らず、学会に出たり、論文を書いたり。ということで、それが当たり前みたいです。
6. 孤独だ
授業のあるうちはまあ、人と会うのですが、休暇になればみんないなくなる。先生も休暇を取ってどこかにいっちゃう。私はもともとひきこもりタイプですが、他にも「最近ひきこもり状態で」といっている日本人は少なくない。「アメリカ人はフレンドリー」ってのはある種正しいかもしれません(愛想はいい、確かに)が、実際には少なくともここにいるアメリカ人は知らない人には絶対話しかけない、そういう意味では一般的な傾向としては決してオープンな人たちではない。
行動範囲も車がなければやっぱり狭くなる。単調な生活、話す人もなく、ひたすら勉強という状態に陥って、業績や成績(ひいては資金繰り)のプレッシャーもかかる。学業よりむしろ精神的なバランスを維持するほうが難しいかも。私はジョギングを気晴らしにしました。クロスカントリーコースが目の前のこの場所からは離れ難い。
7. 幸運だった
指導教員が学問的にも頼りになるのですが、そもそもに実に「いい人」でした。彼を直接知っている人が異口同音にそう言っていたのですが、そのとおり。その点、非常に恵まれていると思います。やっぱり苦しいことが多いだろうと予想していましたが、ここまでは拍子抜けするほど苦労は少ないです。私は幸い彼に2004年に直接会って話ができたので、会ってみないと分からない、という状態ではありませんでした。指導教員との関係は最重要なことなので、留学を考える方はできる限り直接コンタクトを取ってみることをお奨めします。
8. 環境意識は低い
ゴミ、分別全くしません。ビン・カンをどう捨てたらよいか分からず、聞いてみると「よほど大きい? 家具とか? じゃなければ普通に捨てて」。車は整備不良、中古車には環境規制が適用されないとか。冷房はシーズンになると常にガンガン。外は30℃なのに相変わらず裏地の入ったブルゾン着て、「う~風邪ひきたくない~」と震えながら図書館で勉強してます(SPSS、Matlabなどの高いソフトがそこにしかないから仕方がない)。京都議定書、踏みにじるよなそりゃ。でも、環境学科(SPEA)はアメリカでも指折り。この理論と実践の大きなギャップは日本の非じゃない。
9.文具がだめ
細かいことですが、学生やってるので重要。でかいだけでデザインや機能の工夫がないものが多いし、重い。高い。日本はすばらしい。料理器具はバラエティもあってデザインも機能もよさそうなのに。分からん。韓国のものも安くて品質もいいので、行ったら買いだめする予定です。
1年目、やっと終わったかという感想。ぐっっったり。。。ここを離れるのは一ヶ月だけ、そのうちの一週間は韓国、ということで慌しくはありますが、とりあえず一区切り付けられて、うれしい限りです。写真はこの週末に引っ越したアパートの窓からの眺め。見えているのがクロカンコースです。
5. 思ったより仕事ができた
授業だけで手一杯かと思っていたら、一年目からやろうと思えば学会に出ることもできるし、論文を書くこともできるらしい。というか、学位を取った先があるのだから、そういう気合でやったほうがいいらしい。先生方もプッシュしてくれます。その代わり学期と学期の間も休憩はできません。まあ、仕事と同じですから、それで文句はないです。2年目の以降の学生に話を聞くと、多くはこの夏一度も帰国せず、あるいは郷里に帰らず、学会に出たり、論文を書いたり。ということで、それが当たり前みたいです。
6. 孤独だ
授業のあるうちはまあ、人と会うのですが、休暇になればみんないなくなる。先生も休暇を取ってどこかにいっちゃう。私はもともとひきこもりタイプですが、他にも「最近ひきこもり状態で」といっている日本人は少なくない。「アメリカ人はフレンドリー」ってのはある種正しいかもしれません(愛想はいい、確かに)が、実際には少なくともここにいるアメリカ人は知らない人には絶対話しかけない、そういう意味では一般的な傾向としては決してオープンな人たちではない。
行動範囲も車がなければやっぱり狭くなる。単調な生活、話す人もなく、ひたすら勉強という状態に陥って、業績や成績(ひいては資金繰り)のプレッシャーもかかる。学業よりむしろ精神的なバランスを維持するほうが難しいかも。私はジョギングを気晴らしにしました。クロスカントリーコースが目の前のこの場所からは離れ難い。
7. 幸運だった
指導教員が学問的にも頼りになるのですが、そもそもに実に「いい人」でした。彼を直接知っている人が異口同音にそう言っていたのですが、そのとおり。その点、非常に恵まれていると思います。やっぱり苦しいことが多いだろうと予想していましたが、ここまでは拍子抜けするほど苦労は少ないです。私は幸い彼に2004年に直接会って話ができたので、会ってみないと分からない、という状態ではありませんでした。指導教員との関係は最重要なことなので、留学を考える方はできる限り直接コンタクトを取ってみることをお奨めします。
8. 環境意識は低い
ゴミ、分別全くしません。ビン・カンをどう捨てたらよいか分からず、聞いてみると「よほど大きい? 家具とか? じゃなければ普通に捨てて」。車は整備不良、中古車には環境規制が適用されないとか。冷房はシーズンになると常にガンガン。外は30℃なのに相変わらず裏地の入ったブルゾン着て、「う~風邪ひきたくない~」と震えながら図書館で勉強してます(SPSS、Matlabなどの高いソフトがそこにしかないから仕方がない)。京都議定書、踏みにじるよなそりゃ。でも、環境学科(SPEA)はアメリカでも指折り。この理論と実践の大きなギャップは日本の非じゃない。
9.文具がだめ
細かいことですが、学生やってるので重要。でかいだけでデザインや機能の工夫がないものが多いし、重い。高い。日本はすばらしい。料理器具はバラエティもあってデザインも機能もよさそうなのに。分からん。韓国のものも安くて品質もいいので、行ったら買いだめする予定です。
1年目、やっと終わったかという感想。ぐっっったり。。。ここを離れるのは一ヶ月だけ、そのうちの一週間は韓国、ということで慌しくはありますが、とりあえず一区切り付けられて、うれしい限りです。写真はこの週末に引っ越したアパートの窓からの眺め。見えているのがクロカンコースです。