時々雑録

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飲茶より贅沢なこと

2011年08月27日 | 旅行記
ICPhSにおける香港旅行記の続きです。2日目の発表は、まあ...それなりだったでしょうか。言い訳ですが、残念ながら時差ボケがいちばん堪える夕方で、もう全然頭が回ってなかった。

3日目の午後は恒例で午後休み。私は、日本から来たお二方を誘って飲茶に行きました。台湾人の友人イーティンが「飲茶は行ってこい」と言ってたので、探してみると、香港で暮らしていた、というかなり通らしい方のWebpageがあったので、そこを参考にさせていただきました。

2階建てのトラムに乗って湾仔から上環周辺の「寶湖金宴」という店を目指したのですが、改装中でお休み。そこで、地図のメモを頼りに中環方面へ歩いて戻って「蓮香楼」を目指しました。なんとか見つけられて中へ。合席当たり前で、我々も2組のご夫婦と同席。ここは、上記のWebが紹介する中でも庶民的な店。すごい混み方、雑然としたかつ和やかな雰囲気。食べ物は、どれも美味しかった。湯葉のようなもので(たぶんほんとうに湯葉)巻いたものがたまたま多く回ってきて口に入りました。ともあれ、自分が提案してお二人を連れ出した手前、なんとか店が見つかって、雰囲気が楽しめ、かつ美味しかったのでほっとしました。



そのあと、そのまま市場のある通りをぐるぐる歩いて、行き止まりになった通りに設けた屋台のある食堂で、飲み物だけを頼んでずっと居座り、3人で雑談。日本やアメリカの研究事情、言語研究の将来、言語の保存問題、日本語および人類言語の起源問題、宗教、新たな人間機械論、女性の好み(お二人は香港の女性にストライクが多いらしい。私アジア南方系は苦手)等等、話題が尽きませんでした。



そこで私が頼んだのが、写真の「Watercress Honey」という飲み物。つまりは「クレソンと蜂蜜」で、あとの二人に飲んでもらうと、「うげ~」という感じでしたが、私は好き。



さらに、ホテル近くに戻って夕食、そこでも語る三人、そこでの話題は教育と権威。さらにマクドナルドに入って、今度はかなりみっちり私の博論の研究について聞いてもらい、詰めていかなければならない点についてあれこれ教えてもらいました。結局、3人がそれぞれのホテルへと分かれたのが午前1時過ぎ。飲茶なんか吹っ飛ぶ、濃密で贅沢な時間を過ごさせてもらいました。体力的にはきつかったと思うのですが、ずっと付き合ってくださったお二人に感謝。

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