投稿が滞ってしまいました。確かにとても忙しかったのですが、充実もしていました。一週間経って、ちょっとだけ余力がありそうな気がしたので、本当は出たかった授業を聴講することにしました。これが大成功。担当は若くて、とても優秀なPaolillo先生。正直、授業の進め方などあまり上手とはいえませんが、内容がすばらしい。
テーマは「言語学のための統計」。基本的統計量から始まって、最後にはMDSなどの多変量解析や、社会言語学で有名なVERBRULまでという、以前から習得したかった技術満載。コンピュータ教室には、SAS、SPSS、AMOS、Matlabなどなど、統計、プログラミングのソフトがそろっていて、がっちり勉強できそうです。聴講生も同じ扱いで宿題を課すのですが、おもしろい課題で、木・金で気合を入れてやりました。
このあと宿題・レポートが本格化してくると、とてもきつくなるのだそうですが、一つ一杯まで自分を追い込んでみようと思います。ちなみに、現在出席している授業全てで、日本人はわたし一人だけです。これは、ちょっと意外。
もう一つ、今週で面白かったのは、米軍からの「言語学科ご指名」の求人。「言語学の学位取得予定の人を募集しているので、オリエンテーションに来てください」というメールが、繰り返し事務局や学科長から届きました。わたしはアメリカ市民でもないし、学位もまだまだ先の話なのですが、いったいなんだろう、ということで、同じ一年生のBartに聞いてみました。
「どんなことをさせるつもりなんだろう?」「たぶん、英語を教えるとか、あとは翻訳とか、いろいろ考えられるよ」「情報通信関係の求人が多いけど、言語学もまあありえなくはないね」だそうです。やっぱり軍隊のある国なんだなあという感想。
週末は、ちょっとだけ、勉強以外のこともしました。昨日(金曜日)は、日本で知り合った「公共・環境経営学部(SPEA)」の方が言い出してくれて、知り合いの日本人4人で食事。行ったのは、FALAFELSという、たぶんイスラエル近辺の料理を出すお店。店の名前になっているFalafel(すりつぶしたヒヨコ豆をコロッケみたいに揚げたもの)が名物ということでしたが、チキン、いろいろ入ったマッシュポテトなど、みんな美味しい。驚いたことにダウンタウンには美味しいものが食べられる店があるようです。期待していなかったので、喜んでいます。国費留学のお役人の留学生(日本で話題だそうで)の知り合いもでき、会話もはずみ、楽しい夕食でした。
今日(土曜日)は図書館で夕方まで勉強して、そのあと東アジア研究会主催の映画上映会へ。Old Boyという韓国映画が上映。。。のはずだったのですが、機材が動かせず、20分くらい待たせた挙句、担当の学生がみんなに謝って、おしまい。みんなとくに文句も言わず、三々五々。で、私は、知り合いの日本人の方の仲間の、応用言語学科の学生に混ぜてもらって話しをしていたので、そのままコーヒーを飲みに行っておしゃべり。
メンバーは、韓国、トルコ、日本、アメリカとばらばら。ちなみに、アメリカ人が英語教師になってどうするのかと思って聞いてみたのですが、移民とか、英語を話せなくて教育の必要がある人はいくらでもいるとのこと。考えてみれば当たり前でした。彼らは、話好き、みんなで遊ぼう!感覚。でも、アメリカにいる学生の気質としては普通でしょう。むしろ再確認するのは、われわれ言語学科の特殊性です。
わたしは、アジアの人を除き、どうにも学科の誰にも話しかけてもらえず(あいさつだけ)、「やっぱり日本人は見下されるんだろうか」と思っていたのですが、そうではなく、わが同級生は全体的にシャイなようです。さきほどのBartなども、話しかければやさしくいろいろ話してくれるんですが、そうでないと絶対話しかけてきません。そうでない人もいるのを承知で強引に一般化すれば、
応用言語学科:先生志向の人が多いからか、基本的に人が好き。
一般言語学科:一人で勉強しているのが好き。よく言えば学者っぽい、が、つまりはオタクっぽい。
今は意識的にがんばって人と交わろうとしていますが、私も基本的にはこもって一人で好きなように勉強していたいタイプ。「類は友」というか、国は違えど、似たような気質の人たちと一緒にいる、ということのようです。でも、ここ数日で分かったのは、日本にいてはなかなか接点がない人たちと出会うとてもいいチャンスなのだということ。余裕があるかぎり、できるだけ多方面に出会いを求めていこうと思います。
テーマは「言語学のための統計」。基本的統計量から始まって、最後にはMDSなどの多変量解析や、社会言語学で有名なVERBRULまでという、以前から習得したかった技術満載。コンピュータ教室には、SAS、SPSS、AMOS、Matlabなどなど、統計、プログラミングのソフトがそろっていて、がっちり勉強できそうです。聴講生も同じ扱いで宿題を課すのですが、おもしろい課題で、木・金で気合を入れてやりました。
このあと宿題・レポートが本格化してくると、とてもきつくなるのだそうですが、一つ一杯まで自分を追い込んでみようと思います。ちなみに、現在出席している授業全てで、日本人はわたし一人だけです。これは、ちょっと意外。
もう一つ、今週で面白かったのは、米軍からの「言語学科ご指名」の求人。「言語学の学位取得予定の人を募集しているので、オリエンテーションに来てください」というメールが、繰り返し事務局や学科長から届きました。わたしはアメリカ市民でもないし、学位もまだまだ先の話なのですが、いったいなんだろう、ということで、同じ一年生のBartに聞いてみました。
「どんなことをさせるつもりなんだろう?」「たぶん、英語を教えるとか、あとは翻訳とか、いろいろ考えられるよ」「情報通信関係の求人が多いけど、言語学もまあありえなくはないね」だそうです。やっぱり軍隊のある国なんだなあという感想。
週末は、ちょっとだけ、勉強以外のこともしました。昨日(金曜日)は、日本で知り合った「公共・環境経営学部(SPEA)」の方が言い出してくれて、知り合いの日本人4人で食事。行ったのは、FALAFELSという、たぶんイスラエル近辺の料理を出すお店。店の名前になっているFalafel(すりつぶしたヒヨコ豆をコロッケみたいに揚げたもの)が名物ということでしたが、チキン、いろいろ入ったマッシュポテトなど、みんな美味しい。驚いたことにダウンタウンには美味しいものが食べられる店があるようです。期待していなかったので、喜んでいます。国費留学のお役人の留学生(日本で話題だそうで)の知り合いもでき、会話もはずみ、楽しい夕食でした。
今日(土曜日)は図書館で夕方まで勉強して、そのあと東アジア研究会主催の映画上映会へ。Old Boyという韓国映画が上映。。。のはずだったのですが、機材が動かせず、20分くらい待たせた挙句、担当の学生がみんなに謝って、おしまい。みんなとくに文句も言わず、三々五々。で、私は、知り合いの日本人の方の仲間の、応用言語学科の学生に混ぜてもらって話しをしていたので、そのままコーヒーを飲みに行っておしゃべり。
メンバーは、韓国、トルコ、日本、アメリカとばらばら。ちなみに、アメリカ人が英語教師になってどうするのかと思って聞いてみたのですが、移民とか、英語を話せなくて教育の必要がある人はいくらでもいるとのこと。考えてみれば当たり前でした。彼らは、話好き、みんなで遊ぼう!感覚。でも、アメリカにいる学生の気質としては普通でしょう。むしろ再確認するのは、われわれ言語学科の特殊性です。
わたしは、アジアの人を除き、どうにも学科の誰にも話しかけてもらえず(あいさつだけ)、「やっぱり日本人は見下されるんだろうか」と思っていたのですが、そうではなく、わが同級生は全体的にシャイなようです。さきほどのBartなども、話しかければやさしくいろいろ話してくれるんですが、そうでないと絶対話しかけてきません。そうでない人もいるのを承知で強引に一般化すれば、
応用言語学科:先生志向の人が多いからか、基本的に人が好き。
一般言語学科:一人で勉強しているのが好き。よく言えば学者っぽい、が、つまりはオタクっぽい。
今は意識的にがんばって人と交わろうとしていますが、私も基本的にはこもって一人で好きなように勉強していたいタイプ。「類は友」というか、国は違えど、似たような気質の人たちと一緒にいる、ということのようです。でも、ここ数日で分かったのは、日本にいてはなかなか接点がない人たちと出会うとてもいいチャンスなのだということ。余裕があるかぎり、できるだけ多方面に出会いを求めていこうと思います。
でも我が文学部では、哲学関係の学科はかなり個人主義は多いと聞きます…。