山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

これが渡良瀬渓谷神戸で見た鹿の遺体です。

2013年06月24日 | ウォーキング

 こう無造作に転がしてあるとちょっとギョッとします。

 日本鹿は近年増加中と言われ、特に里山への進出が激しく畑の野菜の被害が大きくなっているようです。また冬季に食料となる草が無くなると、特に若木が食料として狙われるため、木が育たなくなっている地方もあるとか。

 また私たち登山愛好家にとって厄介なことは、鹿が宿主になって「山ヒル」を拡散させているとも言われます。地球温暖化も手伝って、現在いたるところで「山ヒル」が問題になっています。

 捕獲でも射殺でも今は専門にする人が高齢化して、人手が無いと聞きます。若者は都会に出てしまい残るは老人のみ。山を護る人手が無くては鹿害も拡大するばかり。地方の山地や田畑がどんどん荒地化していっている状況です。本当にどげんかせんといかん。