6月28日、29日と中山道は下諏訪宿から塩尻峠を経て洗馬宿に一泊し、さらに日出塩宿、贄川宿と歩いて奈良井宿まで歩きました。
28日は一日中曇り空。お陰で大汗もかかず快適に歩くことができ助かりました。立派な今井家茶屋本陣を鑑賞して、胸突き八丁の塩尻峠はちょっと辛かった。
峠からどんどん下って塩尻宿を通過。ほぼ完全な形で現存する平出の一里塚を見て、洗馬宿まで歩いて民宿「千倉」に宿をとりました。
洗馬から中山道は両側から山が迫り、谷間を進んで本山宿、日出塩宿、そして桜沢からいよいよ木曾路となり、贄川から桃岡の宿場を通過して、木曾平沢の宿場に入ると、両側にはほとんど漆器を売る店や、漆塗りの工房が建ち並び独特の雰囲気をかもし出しています。
平沢から奈良井宿までは僅か2kmで到着。時間もあったので、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、奈良井宿の見物を楽しみました。駅に戻る途中立ち寄った蕎麦屋さんが、元脇本陣だったところで、島崎藤村も泊まったそうで、囲炉裏端で談笑する写真がありました。
2日目は一日中青空が広がる気持ちの良い日で、気分良く歩くことができました。