秩父札所は今年午年の御開帳になっており、いつもの年より巡礼者が多いのですが、今回我々が回った7月5日は生憎の曇り空で、しかも時折霧雨も混じる生憎の天候だったため、ほとんど人が見当たらず、予想外の静かな巡礼日でした。
今回の参加者は13名でしたが、皆さんお年を召した方ばかりなので、歩行スピードが上がらず、しかも21番から23番への江戸の巡礼古道は、長尾根の上まで登る山道なので、本当に死にそうな雰囲気でした。さらに23番から22番童子堂への急な下りで、膝が痛くなったの、筋肉が痛いのと、まあうるさいこと。
帰りのコースにある秩父公園橋、別名ハープ橋を渡るときは、皆さん鼻歌混じりでご機嫌な足取りでした。とにかく雨も本格的に降るようなこともなく、お昼の弁当も長尾根の上で、秩父の町を見下ろしながら楽しく食すことが出来ました。
次回はずっと先の12月になります。震えながら24番法泉寺から歩きます。写真は16番西光寺で撮ったものです。