山遊塾With You

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宴会ソングの代表だった炭坑節で知られた三池炭鉱。その名の元になっている三池山に登りました。

2019年02月04日 | 登山
 三池山の名の起こりは、昔三池山に住む大蛇が、麓のお城に住むお姫様を嫁に欲しいと、無理やり山へ連れて行ったので、姫が可愛がっていたツガニ(毛ガニ)が巨大なカニに化けて、その大蛇の胴体をハサミで三つに切ったという。ところが大蛇の胴が大暴れして、山頂に三つの穴が明き、そこに大蛇の血が溜まって三つの池が出来たというお話。このような話は全国にいくつもあります。その山の名前がそのまま炭鉱の名前になったと言う訳。
 写真は三池山の麓にある普光寺の一の鳥居と三池山です。NHKの旅番組「こころ旅」にも同じアングルで紹介されていました。


 麓には早くも春が来ていて梅が咲いていました。やはり九州は関東より暖かいのでしょう。


 地元では誰もが知っている普光寺の梅で、名前が「臥龍梅」といいます。龍が這ったように横に25mも枝が延びており、開花すると見事な眺めになります。こちらは開花時期が遅く2月中旬から3月中旬が見ごろとなります。


 三池山の山頂です。388mの低山ですが大牟田市の最高峰です。正月はここに登ってご来光を拝むのが子供の頃の決まりでした。