山遊塾With You

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秩父往還二回目は寄居駅から釜伏峠を越えて秩父札所一番四萬部寺まで

2022年03月14日 | ウォーキング
 3月の半ばになり急に春がやって来ました。この暖かさに釣られてこの日曜日(13日)秩父往還歩きの二回目に出かけました。前回の終了点である秩父鉄道寄居駅を午前8時50分にスタート。


 荒川に架かる鍾馗橋を渡ります。右手のこんもりしたところが鉢形城址です。


 橋の真ん中から荒川上流を望むと、これから向かう釜伏峠のある登谷山が見えます。


 鍾馗橋を渡るとすぐ右手が鉢形城址です。自然の地形を利用した城なので、壮大な石垣などはありませんが、部分的に僅かですが石積が残っています。


 鉢形城址は今は明るく奇麗な自然公園に整備されており、その中を気分よく歩かせてもらいました。


 鉢形城址を出た所が八高線の踏切でした。


 秋山で県道294号と別れて釜伏峠への道に入ります。


 峠への途中から舗装された道を外れ、中間平へは行かず旧道を登りました。あまり歩かれていないようですが、昔機織りの女工さんや札所巡りのお遍路さんが登った道です。


 釜伏峠手前に関所跡がありました。今は跡形もありませんが昔は重要な道であったことがわかります。


 釜伏峠に着きました。ここにも一里塚跡があります。着いたのが午前11時40分。大分汗をかきました。


 峠の北側に釜伏神社の入り口があり、参道の両側は立派な杉並木になっています。


 一応神社にはお参りをしておきました。この神社の狛犬も狼です。


 峠には30分ほど居ただけで南面に向かって下り、途中山上集落の高中から後ろを振り返ると、小さくなった釜伏山が見えていました。


 小根の集落へ向かって下っていたら、伐採が終わりすっかりハゲ山になっている所がありました。


 秩父国際CCの裾を巻くように旧道が僅か残っていて、その小平に一里塚がありました。長瀞玉淀自然公園線(県道82号)を南下して秩父高原牧場入り口、粥仁田峠入り口と過ぎ、曽根坂一里塚跡を見て皆野町が終わり秩父市に入りました。今回のゴール地点に決めておいた、秩父札所1番四萬部寺には午後3時30分に着きました。正面に武甲山を置く眺めの良い所です。
 汗もかき膝も文句を言い始めたところを、何とか足を引きずりながら秩父鉄道大野原駅まで頑張りました。次回は大野原駅から高篠小前交差点まで戻り、そこから秩父鉄道終点の三峰駅までを予定しています。