山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

山遊荒川倶楽部第227回目のウォーキングは目黒不動尊から目黒川に沿って豪徳寺までを歩きました

2022年11月07日 | ウォーキング
 目黒駅中央改札を出て、ご存じあの急坂は行人坂を下ると、でっかい扇のような雅叙園が目黒川の川辺にデンと立っています。その太鼓橋を渡って江戸の昔より老若男女が参詣した目黒不動尊に立ち寄ってみました。日本三大不動尊のひとつとされているだけに、そこいらの不動様とはわけが違うな、ということを確認してきました。ここは天台宗龍泉寺というれっきとしたお寺なのに、なぜか立派な鳥居があって、その両側にはコマイヌ様が睨みをきかせています。


 目黒不動尊の大きな山門


 本堂前の階段下に、薩摩芋収穫祭と大書された幕が張られています。


 長い階段を登ると立派な本堂です。


 本堂裏には銅造大日如来坐像がありました。しかし龍泉寺の御本尊は不動明王です。


 目黒不動尊から再び目黒川太鼓橋まで引き返して、いよいよウォーキングのスタートです。


 目黒川沿いには両岸に桜並木の遊歩道があって、なかなか贅沢な遊歩道です。中目黒橋まで来ると目黒清掃工場の高い煙突が嫌に目につきます。しかし川沿いの桜の紅葉は今が盛り。目の保養になります。


 橋の全てに橋名がしっかり刻まれています。お陰で自分たちが地図上のどこにいるのかが良く分かります。


 目黒川には餌の小魚を求めて色々な鳥たちが来ています。私が目にして名前を知っているものだけでも五種類の鳥たちが集まっていました。


 目黒川は烏山川と北沢川の合流点までたった8キロしかなく、その手前600メートルは暗渠になっています。私たちは河口から歩いていませんから、実際歩いた距離はずっと短くなります。両川の合流地には立派な標石が立っています。暗渠になった部分は人工の小川が流れ、その両岸には各種の花が植えられていて、なかなかいい雰囲気の遊歩道になっています。


 これは遊歩道の途中で見た季節外れの桜の花です。






 目黒川から北沢暗渠の遊歩道を楽しんで、お昼少し過ぎに羽根木公園に着いて昼の弁当タイムをとりました。黄色に化粧した銀杏が奇麗で、近所の家族連れがのんびりくつろいでいました。結局この日は小田急の豪徳寺駅まで歩いて終わりとしました。本当はもっと先の京王線桜上水駅まで行くつもりでした。